昨今、異性間のセクハラは制限が厳しくなりましたよね?
企業ではセクハラ研修が設けられ、男性が必要以上に女性に気を遣うことが「逆にハラスメントだ!」と言われたり。女性上司による男性部下へのセクハラが話題になったり、世間は「セクハラ」に厳しくなりました。
同じセクハラであってもまだまだ市民権を得ていないのは「同性同士のセクハラ」です。
厚生労働省によって、2014年7月1日から施行された「男女雇用均等法の改正指針」では、明記されています。
同性間の言動もセクハラに該当
施行の裏には、「同性間のセクハラ被害が増えていること」がありました。
女性上司が女性の部下をしつこく食事に誘ったり、男性間で性的なからかいやうわさ話をしたりする行為が該当する。
相手の意に反するものであれば同性間でもセクハラです。
意外と巷に溢れている行為ばかりなので、要注意です。
男性同士のセクハラの例
①裸踊りを強要
②度を超えた下ネタの聞かせる
③性体験を執拗に尋ねる
③などは、身に覚えのある人もいるのではないでしょうか・・・
女性同士のセクハラの例
①胸の大きさや男性経験を詮索
②結婚しない理由を質問する
③「お茶くみ」などを「女性の仕事」と決めつける
④性的なうわさを流す
被害を受けた場合の対処法
- 「やめてください」と拒絶の意思表示をする。加害者の言い訳「嫌がっているとは思えなかった」という言い訳を封じることが目的です。
- セクハラの証拠を収集する。メールや電話の履歴や会話の録音を保存する。被害を記録したメモや日記も可能。
- 社内の相談窓口、外部機関(労働基準監督署、法テラス)などに相談する
まとめ
異性間のセクハラは「認知」が広まったおかげで周りの人が守ってくれたり、嫌な思いをする人が減りました。「同性間でもセクハラになること」を知っている人が増えて、嫌な思いをする人が減って欲しいです。
何よりも何も知らないことによって「自分が加害者になること」は避けたいですね。
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