数年前から付き合いのあるおじいさんと会った。
海外の高級住宅街に住んでいて高級車を乗り回している。
企業の役職について、週3回の勤務で給料を貰っているとのこと。
どうやったらそんな人生を歩めるのだろうか。
ずっと気になっていたが、遂に分かった。
おじいさんのことを「ムーミンさん」と呼んでおこう。
ムーミンさんは、新卒で専門商社に就職。
専門商社に勤めた理由は、五大商社勤務のお兄さんから「専門商社でも良い給与はもらえる。五大商社よりも緩い。」と教えてもらったからという。
なるほどねー。
話が反れるが、色んな人と話してみて「成功している人(金銭的に豊かな暮らしをし、私生活をエンジョイしている人)」は、「身近な人に勧められたからその進路を選んだ」という理由が多い。
社会経験のない大学生が自分の進路を選ぶよりも、「自分のこと+社会の流れ」を熟知している「父、兄、教授、先輩」などの信頼できる人の方が「良い選択」を見つけられるのかもしれない。
はて、普通の商社マンが1億の豪邸をゲットできたのは何故なのか。
若いころから海外に駐在、海外支社の社長を歴任、という話を聞いていたので、そのおかげで貯金できていたのだと思っていた。
「さすが商社は稼ぎが桁違いだ!」と思っていたが、この考えは間違いだった。
「ヨーロッパの家を売ったのが大きかった」
ついに謎が解けた。
不動産の売買で巨額の富を得ていた。
ユーロ通貨になる前にヨーロッパ某国で家を購入、ユーロ通貨導入後、リーマンショック直前で買い手が見つかるという運が重なり、購入時の2倍の値段で家を売却できたという。
ムーミンさんに関しては、てっきりサラリーマン時代の貯金で巨額の富を成したと思っていたのだが、不動産だったか!
身近にいる他のお金持ちも「不動産投資(不労所得)」の重要性を常に説いている。
今回のムーミンさんのお話を聞いて確信に変わった。
普通よりも良い暮らしをするには、不動産投資(不労所得)がかなりの鍵を握っているんだ。
こんな風に書いたら不動産投資なら絶対に儲かるように見えるかもしれないけど、結局は博打の様なものだ。
リーマンショック前に家が売れていなかったら、ムーミンさんは大損していた。
今、東京で家を買っても東京五輪の前には不動産バブルが崩壊するとも言われている。
時代の波にどれだけ乗れるのか。
「運」で片付けるのは簡単だが、そもそも行動しないと運に左右されることもない。
時代に波に乗るには、先ずは「リスクをとって行動」。
こうしてこの記事を書いている時に思い出したが、今まで複数の「お金持ち」からいかにして富を築いたかを聞く機会があった。
シドニーのジミーちゃん、美人な女医さん、イケメンお金持ち君、ムーミンさん、グレーなサイさん、バツ3のヒーさんなどなど。
※「お金持ち」の定義は、ビジネスクラスで1年に何度も海外旅行に行けてしまう人達。
元からのボンボンであっても親から譲り受けた「ファイナンス」と「キャッシュフロー」の考え方はとても参考になる。
私が会ったお金持ちに共通するのは、金持ちへの道を「自分で編み出していない」ということ。
お金の知識は、仕事を通して知り合った人や親など「人から譲り受けるもの」だ。
特に結論は無いが、今までお金持ちと交流した割にはそれを活かせていないのではないか。「お金持ち」になりたいわけではないが、やりたいことをするためにお金は絶対に必要。
5年後、10年後どう過ごしたいのか。
少し時間を取って真剣に考えてお金の使い方をよくよく考えてみても良い。
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