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互いに罵り合うだけの友達と会ってきた。思い出補正がかかって本当のことを思い出せない(留学時代の友達)

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 過去にこんな記事を書いたが、今日も大学時代のことと少し関連。

 

大学時代は、良い思い出がたくさんある。

(もちろん、悪い思い出もたくさんある。山手線に乗った瞬間に涙が出てきた日もあったし、ベッドから起き上がれないこと等々)

  

「留学」は、良い思い出の大部分を占めいている。

留学先には、九州から東北まで色んな大学の人が留学に来ていた。

シンガポールは当時はギリギリマイナーな国へだったので、集まっている人もみんな少し変わっていた。

 

何かしら自分で理由を持って留学に臨んでいたからだ。

自分なりの考えを持って、その考えを信じて行動に移せる人たちだったので、尊敬もできるし、同じ匂いも感じられたので、一緒にいて楽しかったのだと思う。

 

そんな仲間たちと今日はご飯を食べてきた。

会話の内容は、お互いを罵っているか、その場にいない人を罵っているか、留学時代の鉄板ネタを掘り起こして笑っているか、という具合でくだらないけど最高に楽しかった。

社会人にも関わらず、仕事の愚痴が一ミリも出てこなかったのが驚きだった。

 

後輩や、色んなところで何回も質問されたことがある。

「留学で何を得ましたか」

 

留学へ行く前は「生きた英語をうんちゃら」とか「現地の大学生と意見交換してなんちゃら」と自分なりに目標を立てていたが、

最近は「留学で得たものは仲間」と答えている。

常に連絡を取り合っているわけでも、お互いを思い合って何かしているわけでも何でもないが、考え方が少し似ている、行動力があって尊敬できる、恨みっこなしで罵りあえる人たちに出会えたのは、やっぱり最高だなと思う。

 

今日も仲間のいる店へ向かう時、自分でも気づかないうちに顔がほころんでいた。

 

学食で一緒にご飯を食べたこと

狭い部屋に集まって将来について語ったこと

隣国へ一緒に旅行したこと

最初はお互いのことを嫌いあっていたこと

 

いいよな~、思い出って。 

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