今日のテーマは「波乗り」です。
私はサーファーではありませんが、生活している時に「波に乗ってるぜええええ!!!いぇえええ~~~い」と感じることがあります。
一方で「いくら努力しても、様々な方法を試しても結果が出ない」と感じることもあります。この時は、とことん自分が嫌になって、周りのことも嫌になって、何もかもやめてしまいたい衝動に駆られます。
ただし、振り返ってみて思うことは「物事がうまく行かない時」は、必ずしも「自分の努力不足」だけが要因となっているわけではないこともあるなということです。
ここで、サーファーを思い浮かべます。
(サーフィンはしたことがないので、あくまでも私の妄想に基づきます。)
サーファーは、良い波乗りを目指して海へ出かけています。
良い波乗りのためには、以下の条件が必要だと思われます
・サーフィンの技術
・体力
・良いサーフボード・ウェットスーツ
・良い波に乗りたいという気持ち(パッション?)
・良い波 etc...
最後に挙げた「良い波」を出すことは、自分ではコントロールできません。
日常生活でも「良い波」に乗れるかどうか、自分ではどうにもできないことが意外に多いです。
身近なところでは、友人、職場、家族という他者が「波」の良し悪しに関わることもありますし、「自然災害」「大不況」「不幸」といった自分の力、周りの力では到底どうにもできないことのせいで「悪い波」がやってくる時もあります。
この時は、いくら波乗りの技術があろうと、波乗りに対するパッションがあろうと「良い波に乗ること」は不可能です。
そんな状況下「私はいくらやってもダメなんだ」と考えてしまうことが誤りであることは明白です。自分ではコントロールできない環境のせいで「ダメ」になっているだけだからです。
だからこそ、今の波が「良い波」なのか「悪い波」なのかを意識して見守る必要があります。
「悪い波」の時は「波乗り」への過度な期待はせずに、「その時の状況でベストな波乗り」をする。長期的に嵐が来ることが予測されるのではれば、波乗りは一時中断して別のことに目を向けてみる。
物事が上手くいかないことを全て自分のせいにすることは、不必要に自分を苦しめることになります。
自分の短い人生を振り返って思いました。
「良い波」と「悪い波」は常に交互にやってきていたということ。「悪い波」が続いたと思いきや、ふとした瞬間に「良い波」が来たりします。
大切なのは「良い波」が来た時に「良い波に乗れるかどうか」です。
「悪い波」の時期に自信を過度に失わずに、その時にできることをコツコツと積み重ねる。そして、「良い波」に乗れるように準備しておく。
「悪い波は、無理して乗ることはない!」
ここまで書いたら「悪い波の時期(何をやっても結果が出ない時)」というのは、良い波が来た時に、良い波に乗るためのトレーニングをしている時期と思えば決して悪いものではないという風に思えてきました。
「波を見極める力」はどうすれば身に着けられるかって?
それは、過去の自分を振り返り、過去の「悪い波」「良い波」と現在の自分が置かれている状況がどちらに似ているのかを比較するしかないです。もしくは、信頼できる人と会話し「そんな無理しても仕方ない時期だと思うよ」といった意見をもらって、自分の置かれている状況について客観的な意見をもらうという方法もあるでしょう。
しかし、なんて言ったって「波」ですからね。
何よりも大切なのは、
「考えるな、感じろ」というスピリットかもしれません。
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