人生で最も幸福度が高かった時期がある。
大学時代、友達と一緒にシドニーで3週間のホームステイをした時だ。
留学先の大学の冬休みを利用し、シドニーでクリスマスと年越しを経験。
友達はこの期間を「奇跡の3週間」と呼んでいる。
大げさな表現だな・・・と思いつつも私も「平和で幸せな時間」を過ごしたと思っている。
「奇跡の3週間」には「幸せになるためのヒント」があるのではないかと思い、この3週間を構成していた「要素」を思い起こしてみた。
・寝たい時に寝る
・アラームの音ではなく部屋に差し込む太陽の光で目覚める
・食べたいものを全部食べる
・ケチらずにお金を使う(×無駄遣い)、お金のことを考えない
・美味しいものを食べる(ステイ先ではマンゴーやチェリーが豊富だった)
・苦しくなるまで食べる(ステイ先のおじいさんに食べさせられる)
・家には籠らず、ほぼ毎日新しい場所へお出かけ
・映画、動物園、博物館、花火鑑賞、トレッキングなど楽しみを作る
・沢山歩く
・行きたい時に行きたいところへ行く
・ビーチで夕日を眺めたり、家の近くの道路で寝そべって星を見る
・友達との語り合い、素の自分・黒歴史をさらけ出す
・ステイ先のおじいさんとおばあさんと会話する
・家族と離れているので自分のことだけ考えられる(良い意味で自己中)
・ToDoリストの無い生活(絶対にコレしたい、ココ行きたいも無し)
全てを一言で表すと「ストレスフリー」
「空気が美味しい」とか、「あー幸せだー」を感じていた日々。
ちなみにこの22日間で使ったお金は約20万円
・航空券 5万円
・宿泊費 7.5万円(冷蔵庫の食べ物は食べ放題)
・お小遣い 7.5万円
※この時の費用は借りたものなので、社会人となった現在は返済中です。
この「奇跡の3週間」に学び?勉強?そんなもの1ミリもないよ!ただただ遊んでいたいだけ!!と思っていたが、こうして書き出してみると
「幸せを感じる条件」を知るのに最適だと気付いた。
※「幸せ」は人それぞれなので、「私が一番幸せだった時」を思い返し、その幸せを構成していた要素を書き出して「自分オリジナルの幸せになるにはリスト」を作成することをお勧めする。
例えば、「家には籠らず、ほぼ毎日新しい場所へお出かけ」の「家に籠らず」は自分にとってかなり大切な発見だ。今までは「家が好き」だと思い込んでいたのに、もしかしたら家に籠るのは幸福度を下げていたのかもしれないと気付けたからだ。
上記の要素を 全てを再現することは困難だと思うが「あー疲れたー」と思った際には、どれか一つでも実践しようと思う。
ただただ「幸せで遊び惚けていた3週間」が後々の自分が「幸せになるための条件」を教えてくれるなんて夢にも思わなかった。
(163/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中