6月といえば夏のボーナス!
私の会社では「評価制度」で「優秀」と評価された人は少し多めのボーナスを貰えます。
私は「普通」の評価をもらいました。
直属の上司は「普通」と評価し、上司のボスは「優秀」と評価したそうです。
どうせなら「優秀」が欲しかったですが、こんな評価、正直どうでもいいです。
人より多めのボーナスも要らないです。
仕事に対する自己満足度が高ければそれでいいと思っています。
負け犬の遠吠えに聞こえるでしょうが、ただの強がりではありません。
心の底からそう思っています。
※結果的に自分の仕事が評価されることは嬉しいですが、高い評価をもらうために仕事をすることには興味はないという意味です。
評価制度の評価はどうでもいい
評価制度の評価を全く気にしないのには、2つの理由があります
(1)「評価制度」の限界、欠陥を理解しているから
(2)他者による評価を気にするよりも、自己満足度の高い仕事をした方が幸せに近づけると思っているから
「評価制度」は不完全であり、欠陥がある
私は、評価されるなら高く評価されたいと考える人間なので、「優秀」を取るにはどうすれば良いのか?「評価制度」をどう攻略するべきなのか?を冷静に考えたことがあります。
「評価」には「評価者が評価のための材料を元に普通なのか優秀なのか判断する」という流れが伴います。
「評価のための材料」が大変やっかいです。
この「材料」は、被評価者の自己申告と評価者が把握している被評価者の実績で決まります。
私(被評価者)は、自分が成し遂げた仕事を全部覚えているわけがありません。ナイスプレーだった仕事もすっかり忘れてしまっている可能性もあります。
更に、うちの上司(評価者)は24時間365日私の行動を監視しているわけでもないので、私の仕事の全てを「評価のための材料」として把握することは不可能です。
もうひとつ、厄介な要素があります。
普通なのか優秀なのか「判断」するのは困難を極めます。
うちの部署では「仕事のデキ」が評価対象となるのですが、数値化できるものはほとんどありません。仕事の難易度を客観的に示す指標もありません。
だからこそ冒頭で紹介したような、直属の上司とボスの評価に食い違いが出る、という事態が起きるのです。
入社当社は、この評価制度を攻略して高い評価を貰いたい!と思っていましたが、どこで点数を稼げるのかが不透明なゲームの攻略なんて時間の無駄だと思って諦めました。(良い意味で)
自己満足度の高い仕事をした方が幸せになる
仮に、評価制度が完璧で、24時間365日私の仕事を一瞬たりとも見逃さずに評価してくれるシステムがあったとしても、評価は気にしたくありません。
「優秀」と評価されて得ることができるのは、少し多めのボーナスと上司から認められたということ。
少し多めのボーナスは要らないです。毎月頂いている給料で生活には困っていないからです。
上司から認められるのも要らないです。やるべき仕事をして、同僚を含むステークホルダーに御礼を言われればそれだけで一日の幸福度が上がるので、それで充分です。
ゆとり世代だからとバカにされるかもしれませんが、評価を気にしすぎると自分を苦しめてしまうのではないかという懸念もあります。
細かいことは考えたくない。
「ステークホルダーのために働けば、結果的に高評価を得られるだろう」とザクッと考えて仕事をした方が気楽だし、楽しめます。
ビバ!ゆとり世代!
まだ評価制度で消耗してるの?
評価制度に不満を持っている人は沢山います。
社内でもよくこんな会話を聞きます
・何で自分が「優秀」と評価されないのか分からない。
・〇〇さんが自分よりも高く評価されているのが気にくわない。
・うちの上司は無能だから評価なんてできるわけが無い
こういった意見は、確かに正しいです。
しかし、冷静に「評価制度」は不完全であり、欠陥があるということに気付けば、当たり前すぎる欠陥に対して本気で不満を持つ必要なんてありません。
良い意味で評価制度で評価されるのを諦めてみてはいかがでしょうか。
人からの評価なんてどうでも良いって思ってしまうのもいかがでしょうか。
評価を気にしたところで良い評価を貰えていないのであれば、いっそのこと気にしなければ良いんです。
そんなことに不満を言って、上司を恨む時間があるならば、自分が幸せになるために時間を使いましょう。
上司から評価されたり、ボーナスがちょっと上がったぐらいで幸福度がガンッ!と上がる人なんて少ないです。結局は、税金や厚生年金で持っていかれる部分が多く、手取りはあまり変わらないと思います。
また、上司のことを無能だと責めるのは止めてあげましょう。「評価する」以外にも仕事を抱えていながら、複数人の仕事のデキを判断するなんて不可能なのです。彼らも所詮「普通の人間」なので。
不満に思っていることに意識を向けている時間、不満を言っている時間を思い切って削って、You Tubeを見たり、ブログを書いたり、自分の好きなことをした方が幸せになれるはずです。
ボーナスが沢山出た人も、雀の涙ほどしか出なかったひと、そもそも無かった人、色々いると思いますが、不満に意識を向け続けるのではなく、自分なりの幸せを自分で掴むことに意識を向けて幸せになれますように。
(179/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中