「うわ、この仕事嫌だな・・・何故、私がやらなきゃいけないの?」
こう思っても、会社・職場で本音を言うのは難しいと感じていませんか?
私は本音で意見するのは難しいと感じていました。
誰かに嫌な仕事を頼まれても「嫌だ」という感情は隠して「はい、よろこんで~」と答える。
建前と本音どちらが大切?
嫌な仕事を頼まれた時、嫌な頼まれ方をした時の私の反応を建前バージョンと本音バージョンで分けました。
オブラートまみれの建前コミュニケーション
・これって、私がやった方がいいんですか?(笑)
・それは資料に書いてあるこの部分のことですか?
・以前の私の説明が下手だったと思うのですが(苦笑)…
・よく思い出せないんですが、〜で決定したような気がするんですがどっちでしたっけ。(過去の書類ガサゴソ)ああ、やっぱり〜だと思います。
回りくどい!!回りくどすぎ!!
内心、イライラしながらも平然を装っています。
感情モロ出しの本音コミュニケーション
・それって、仕事押し付けようとしてます?
・事前に資料見てたら分かりませんか?
・これって以前説明しましたよね?
・あの案件の結論は〜で決まりましたよね?
見事なまでの喧嘩口調です。
本音をズバズバ!こんな調子で会社では生きていけるのでしょうか・・・
社会人3年目、周りは先輩だらけですが私は無事に生きています。
だから多分大丈夫!生きていける!
本音で話すべき理由を説明していきます。
オブラートで包む建前のコミュニケーションはストレスだらけ
オブラートに包んだコミュニケーションは角が立たないという良さがあります。
しかし下手に出ると、「こいつは、下だからこき使っても大丈夫なんだ」と勘違いして見下してきます。
「やっといて!」とか「( `・∀・´)ノヨロシク」と平気で仕事を押し付けてくるのです。
こんな調子では、私のストレスが溜まっていきます。
そんなこんなで、下手に出たがために自分を苦しめる経験を何度か体験し、本音でコミュニケーションをとる方法に行き着きました。
本音で意見を言ったきっかけ
最初のきっかけは「気付いたら本音が漏れていた」という経験です。
理不尽な仕事の頼まれ方をした時のことでした。
いつもでしたら「はい、やります!」と言っているところでしたが、疲れていたので感情のコントロールが上手くできなかったのです。
「お前の仕事だろうがよおおおお!」とはさすがに言えなかったですが、同じ勢いで「◯さんの仕事ですよね?(イラっ)」と言ってしまいました。
「やっちまった…先輩に本音で話しちまった」と内心ドキドキしながら平然を装いました。
すると、先輩は怒るどころか焦っていることに気付きました。
いつも従順な私がいきなりプチ切れしたので驚いたのだと思います。
プチ切れしたことによって、変な仕事を頼まれずストレスもなくなる!
「本音で言いたいことを言った方が自分にとって得なのかもしれない」と気付いた瞬間でした。
本音で挑むなら、「フォロー」が大切
コミュニケーションにオブラートなんか要らねえ!!
本音で語れば先輩に見下されないことを学習したので、調子に乗って本音で臨みます。
ただ、本音で望んだ時に強めに反撃されたことがありました。
重い空気が流れます。
「なんやこの空気感。仕事しにくいな・・・」そう思いながらモンモン。こんなのじゃ埒が明かない、と思いついた方法です。
「軽く謝る(困り顔)」+「何事も無かったように振舞う(笑顔)」
さっきの件、私が少し勘違いしていたかもしれません。すいませんね(笑)
ところで、他の仕事の件、~ってどうなりましたか?(笑顔)
アインシュタインもビックリ!
さっきの重かった空気が一気に消え去ります。
相手も謝ってくれますし、笑顔で他の会話をすることができます。
うん?この感じ、何かに似てる・・・
そう思ったらこれでした。
暴力をふるった後は急に優しくなったり、反省の色を見せて本気で謝ってきたりします。
DV男(女)が暴力振るった後に謝って優しくなるあの流れと同じだ!!!(被害にあったことも無いですし、誰かを殴ったことなんてないですけど)
何はともあれ、本音を伝えることは相手を「イラッ」とさせる可能性も秘めています。
自分のストレスをためないために本音を伝えることは大切ですが、本音がきっかけで職場で居づらくなったら大変勿体ない。本末転倒です・・・
謝る時間が短ければ短いほど、本音で相手がイラッとした感情を「無かったこと」にできる気がします。
できるだけ早めに謝りましょう。
心の底では「自分は悪くない」思っていない場合も謝るという姿勢を見せるだけで全てが円滑になります。
まとめ:感謝の気持ちは忘れない
あーだこーだと思っていることを色々と書きました。
入社3年目のくせにこんな生意気なことを言ってるなんて、先輩からしたら相当嫌な後輩に見えるに違いありません。
しかし、ただ単に反発したいから反発しているのはなく、必要以上に自分の感情を殺しすぎるとストレスのせいで心がやられてしまいます。
自分を守るためには、人に対して本音でいることって大切なことなんだと思います。
でもこうやって本音でいられるのは何故でしょうか。
矛盾していることを言うようですが、職場の人に恵まれているからなんです。
こんなに生意気な態度をとっても灰皿とか飛んできません。(ドラマの見すぎ?)
誰にも殴られません。(ネットで「先輩に殴られた人」をよく見かける)
給与も下げられません。(日本の雇用制度はしっかりしてますね~)
自分が自分らしくいることを許してくれる会社、周りの人に感謝です。
おかげでやりたい仕事に集中できます。
常に感謝の気持ちは忘れたくないですね。
言いたい放題言った後でも、誰かに感謝を示せば気持ちが穏やかになります。