組合に入って半年。
組合費を払うのがもったいないので、そろそろ脱退しようと思っていた。その矢先に「役員をやらないか」と先輩から誘われた。
辞めたい気持ちで山々だったので正直に「もう辞めたいと思う」と伝えたところ、とても困った顔をされたので役員を務めてから辞めることにした。
最低2年間の所属が決定したが、本当に嫌になったら直ぐにでも辞めようと思う。
そんなこんなで、本日は組合活動の初日。
引継ぎをされたが、資料はA4一枚のみ。
えええ・・・
引継ぎ資料が一枚だけですか。この時点でとても嫌な予感がした。
私が早く脱退したいと思っていただけあって、活動内容が不毛な気がしてならなかった。
組合の活動内容は定期的に新聞として組合員に配られる。
未だに紙の新聞を使用している。
その理由は、組合活動の中心人物が「紙のぬくもり」を大切にしているからだという。
私は思った。
この人たちに職場の環境を守れるのだろうか。
組合活動の中でさえ非効率な働き方を変えられずにいるのだ。
「紙のぬくもり」を愛してやまない中心人物は今年で定年退職とのこと。
なるほど。
こういう人を老害といういうのか、と膝を打たずにはいられなかった。
私は、組合費が勿体ないと感じていた。
だが役員活動の一日目にして、多くの学びがあった。
この記事では老害のことしか書けなかったが他にも色々と感じることがあった。
そして、この組織についても理解が深まった。
何よりも普段は関わりの無い他部署の同僚と共同できることが、数年後に別の仕事をする時の良いネットワークになるだろうなと感じた。
最初から組合活動とは精神的な距離をとっていたので、老害の件も特にショックでも何でもなく想定内だった。
これからどれだけ面倒で幼稚なことがっても想定内だと願いたい。
今日の話はここまで。