勉強したいけど、参考書とか過去問が重くて嫌になっちゃう方!
本は分割しちゃいましょう。
この記事では、勉強を快適にする「参考書の分割」を紹介します。
参考書の分割はしたくない?
「本は綺麗に使いたい」という人には「参考書の分割」はありえない!?
試験勉強が終わったら転売したいと考えている人や、「本は綺麗に使いなさい」と教えられた人も多いみたいですね。
本を綺麗に使おうとするばかりに勉強に有効な「線を引く、ページの端を折る」ことをまで後回しにしていませんか。
しかし、本を購入した目的は「〇〇大学への合格」「〇〇試験合格」のはず。
本来の目的を考えると「合格のために汚すことも厭わない」方が正しいのでは!?
そして、楽になるのであれば勉強のために参考書を分割するのもOKなはずです。
参考書を分割するメリット
- 持ち運びが楽になる
メリットNo.1はこの理由です!
大学受験、資格勉強など、何種類もの参考書・過去問を使うことがあります。
図書館、塾などで勉強する場合は、持ち運びが大変。
特に、過去問題集はかなり重い。
5年~10年分掲載されて500ページを超えるこも珍しくありませんが1日に解けるのはせいぜい1年分。
そこで、500ページの本を5分割して100ページするだけで持ち運びはかなり便利になります。
- 勉強の決意表明になる(気合いが入る)
完全なる精神論です。
「本を切る」ことは転売できないことを意味します。
つまり、「勉強への決意」を再確認。
そして、本を分割したその瞬間からその本は「唯一無二」のものになり愛着がわきます。
勉強への決意と本への愛着が湧き、自分の気持ちを高ぶらせることができます。
参考書の分割に必要な道具
分割に必要な道具は3つ。
- カッター
- アイロン
- テープ(製本テープor梱包テープ)
オルファ(OLFA) ノンスリップAL型 オートロック式大型カッター
ニチバン 製本テープ 35mm×10m巻 BK-3535 契約書割印用ホワイト
「製本テープ」は近所の100均で販売していることもありますが「製本テープ」が見つからない場合は「梱包テープ」でも問題ありません。
3M スコッチ 梱包テープ プロ仕様 48mm×50m カッター付 375DSN
好きなマスキングテープを張るのも良いですね
必要な道具、カッター、アイロン、テープを紹介しましたが、最低限必要なものはカッターです。
参考書を分割する方法
5ステップで済みます
(1)本のカバーを外す
(2)背表紙を外す(アイロンを使うと便利)
(3)分割したいページをしっかりと折る
(4) (3)で折った部分をカッターで優しくなぞりながら分割する(何度か繰り返す)
(5)切った部分を製本テープではる(テープ不要の場合もある)
写真で詳しく紹介
これは3日前に届いたばかりのピカピカホヤホヤの『統計検定 3級・4級 公式問題集』
(1)本のカバーを外し(2)背表紙を外すためにアイロンをあてます
アイロンの設定温度は「中」。背表紙と本が糊付けされているため、アイロンで糊を温めてはがしやすくします。アイロンをせずに無理矢理引きはがすと汚くなるので、アイロンの使用をお勧めします。
アイロンを主に当てるのは背表紙(写真 水色部分)ですが、背表紙に近い表紙・裏表紙部分(写真 黄色部分)にも糊付けされている場合もあるので、2か所にアイロンをあてます。アイロンをあてる時間は5秒~10秒。
きちんと温めれば背表紙は簡単にキレイに取れます。
(3)分割したいページをしっかりと折る (4) 折った部分をカッターで優しくなぞりながら分割する(何度か繰り返す)
何度かなぞると切って良い部分が分かってくるので、力を入れながら切ります。
(5)切った部分を製本テープ(テープ不要の場合もある)
こんな感じで分割完了。
切った部分を製本テープで張るのも良いですが、私は特に気にしないのでこのままにしています。
445ページの本を100ページ分だけ持ち運べるようになりました!
使わない部分の保存はクリアファイルで行っています。特に複数の本を分割した場合、バラバラになってしまうと探す時の手間が増えるので、クリアファイルへの保存がお勧めです。
1冊の分割に約15分所要。
分割に向いている本
- 過去問題集
- 分厚い参考書
- 英単語帳
世界史の用語集など、索引を頻繁に使う参考書・用語集は分割に向いていないので要注意。
まとめ
参考書・過去問題集を分割するメリット、分割方法をお届けしました。
私の場合は、大学受験の頃だけではなく、大学生の頃のTOEFLの勉強や、社会人となった今も統計検定の勉強で参考書を分割しています。
自分に合った方法を見つけて、少しでも快適に勉強できる人が増えますように。
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