部署で一人、ポッッツーーーン
今日は23時まで残業でした。つ、つかれた~・・・けど明日も仕事だったりします。
何と言うブラック企業なのでしょう。笑
前置きはともかく、今日は人から相談されました。
「将来について悩んでいる」と相談さあれましたが、本人が何に悩んでいるのか把握できていないような、まさに「カオス」な状態でした。
相談内容は端折りますが、相談者を不幸にしている要因を整理するとこんな感じでした。
- 周りの価値観に振りまされて、自分が大切にしているものが分からない
これは「ブランド思考の強い人」や「同じような価値観を共有する人」に囲まれているために起きます。
私にも似たような経験がありました。就職して直ぐに職場で感じたことです。
私の職場では、ちょっとした連休の際に必ず「旅行に行かないの?」質問されます。
私は元から「出不精」だったのですが、周りの先輩は家柄も良く、圧倒的に裕福な生活をしている人が大半でした。
本音は「旅行なんて面倒だし、新しいところに行くよりも映画を見る方が好き」でしたが、先輩と比較して圧倒的にお金が無いので、こんな本音すら言えずにいました。
なんだか、貧乏なくせに「強がっている」気がして。
連休がくるのがとにかく苦痛でした。先輩たちは必ずと言って良いほど旅行に行くし、数名の先輩が必ず「旅行しないの?」と質問してきます。決まって「若いのに旅行しないなんて勿体ないよ。お金使わないの?」と言ってきます。
周りと比べて貧しいことにも自信を無くしたし、「自分はここに居るべき人間じゃないんだ」ということまで考えてかなり悩んだものでした。
- 本音を言える人がいない
更に上記の状況を悪化させるのは、自分の状況を言える人がいないという点です。
「元から外出好きじゃないし、今は自由に使えるお金がない」
たった一行ですが、これを言える相手がいませんでした。
周りの友達も比較的裕福なので、当たり前のように旅行に行きます。「実家が貧乏なんだよね」なんて、誰に言えばいいんですかね・・・人に言ったところで解決しませんし。 この悩みを誰かに言うことは、「貧乏が金持ちに負ける」気もして絶対に言いたくなかったです。
自分の状況を人に言えないのって本当につらいな~、「つらかったね~」と思いながら相談者の話を聞きました。最終的には「スッキリしました!」と元気に帰っていきました。
「相談」って不思議なんです。
相談者が「やっと言えた」という気持ちを持つのと同じように私も心の中で「やっと同じ悩みを持っている人と出会えた」とスッキリしました。
私も5年前、結構重い相談を人にしたことがあります。
悩みを聞いてくれたことに感謝の手紙を送ったら、お返事の手紙をもらいました。
「私はあなたに救われました」この時の私は全く理解できませんでした。
今日、やっとこの意味が分かりました。
当時、相手の人も「過去の悩み」を「私の悩み」を聞くことで「悩みの共有」ができたのです。
苦しさは「共有」「共感」するだけで問題の半分は解決する。
問題は、悩みを共有し、共感してくれそうな人を見つけられるのか。
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