仕事で何かを決め後にドーーンっとひっくり返されるやつ。
「あの時、Aにしようと言ってたのに、今更Bにしろ?・・・ハアアアア!!?」というあれです。
対等な相手であれば「この前、Aで決まったよね?」と確認すれば良いだけですが、上司や先輩相手だと反論する訳にもいかず極めつけに「いや、
やっぱりBの方が良くない?」と言われれてしまうとぐうの音も出ないのです。
しかし、「Aと決定したのに、やっぱりB」と言われるとかなりストレスです。
この記事ではこの種のストレスを避けるための方法を模索します。
こういった状況下で私たちには一体何に起こっているのでしょうか。そしてこの状況改善するにはどんな方法があるのでしょうか。
上司・先輩の指示が変わると何が問題なの?
混乱する
「Aと決めたことをやっぱりB」と言われると、真っ先に混乱します。

「え・・・Aだと思ってたのに、私が間違えたのかな?」
アレレレレ・・・・!!!?と疲れてしまいます。
労力が無駄になる
混乱期を乗り越えて、「間違えなくAって決めたはずだ」と確信すると・・・
「今までの労力があああああ!!!!」という怒りがわいてきます。
この様に、Aと信じて仕事を進めている最中、「やっぱりBだよ」と言われると私たちは、混乱し、怒りを覚えるため、上司・先輩の支持が途中で変わることは、労力が無駄になるばかりか、大変ストレスです。
上司・先輩の指示が変わるのは何故?
そもそも上司・先輩の指示がコロコロと変わりのは一体全体何が原因なのでしょうか。理由をいくつか考えてみましょう。
上司・先輩が無能だから、単に忘れている
簡単に結論付ければ、「アイツまじで無能」という一言で片づけられます。

実際に、何も考えずに「Aで良いんじゃない」と呟き、後々になって考えた結果「やっぱりBでしょ」と何食わぬ顔で言う輩もいます。
しかし、必ずしも「上司・先輩が無能だから」という理由では片付けられません。
明確なゴールを設定していないから
仕事には、明確な「答え」がありません。
「赤にすべきか、青にすべきか」どちらにも一長一短があるように見えます。
しかし、「赤は~なところがいいし、青も~がいいね~。何となく赤かな・・・」と明確な基準やゴールを設けないまま、なんとなくで決断すると痛い目に合います。
「やっぱり赤かな?」とひっくり返される余地があるからです。
この「目標」をひっくり返されたら、それはもう・・・
状況が変わったから
上司や先輩も神様ではないので、不測の事態を全て予測するのは無理です。
仕事を進めるうちに「やっぱりBかな」と思えてくることがあります。
理由は何であれ、指示が変わることは好ましくありません。
次はこの状況を打破する方法を説明します。
「突然の指示変更」への対処法
正しく対処し、ストレスを減らしましょう。
反論する
先輩・上司であっても、ウッカリしていることや深く考えていないこともあります。

この場合は、「前回の話合いで~という流れでAに決まりました」と決定したことを思い出させてください。
「覚えとけよ!!」と思いつつも今までの作業が無駄にならないので、これが一番楽なパターンです。
目標を明確にする
これは、作業を始めるまえにすべきことです。
明確なゴールがある時は、指示が変わる可能性が低くなります。
例えば「青色が好きな人にウケる商品を作りたい」という目標を設定しておけば、「赤と青」どちらを選ぶべきかは一目瞭然で「やっぱり赤が良い」とひっくり返されることはほぼありません。
全てを受け入れる
どう考えても自分が悪くない。
今の作業の質は問題ない。
先輩・上司の頭がおかしい。
ゴチャゴチャ言ってないで全てを受け入れましょう。
「決めたこと」を正しく実行していたかもしれませんが、実は「Bの方が良い結果」をもたらすこともあるのです。
「あの時ああ決めたからAの作業頑張ったのに!!!!」と今までの作業が無駄になって怒る気持ちも良く分かりますが、「より良い結果」を追い求めるためには、「急な変更」に対応する必要もあります。
「今までの労力の無駄」に捉われず、純粋に「AとB」を比較した時に「Bの方がいいかも」と思う余地があれば、急な変更も全て受け入れましょう。
ヒトコト
決めたことをキッチリとできることが一番気持ちイイですが、仕事って「静的」なものよりも「動的」なことの方が多い気がします。
一旦決めたことを貫くことは、美しく効率的ではありますが、一歩離れてみた時に「良い仕事」ではなく「自己満足な仕事」に陥っていることもあるなと気付きました。
とはいえ、自分が先輩や上司になった暁には、状況を先読みし、目標設定を明確にし、指示をコロコロ変えずに仕事をしたいと感じました。
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