「この電車に乗れば〇〇駅に行けますか?」
人から道を尋ねられた時に気付いたことがあった。首都圏在住者に寄った話かもしれないが書いていく。
ハードルが高い?「ありがとう」までの道のり
「ありがとう」と言われて気分が悪くなる人がいるだろうか。大概の人が「良い気持ち」になるはずだ。しかし、仕事以外で人から感謝されることは意外とハードルが高い。
人から感謝されるために必要な4ステップ
- 「問題」を抱えて困っている人がいる
- 困っている人が自分に助けを求めてくる
- 自分が困っている人の「問題」を適切に解決する
- 感謝される
例えば、多くの人々が「問題」を抱えていても、必ずしも人に「助け」を求めるとは限らない。こんな経験はないだろうか。
「ねえ~、この前、こんなことがあってどうたらこうたら」と相談されて
「こうしてみたら?」と一生懸命に解決方法を提案。
すると「お前の意見はどうでもいいのでとりあえずこちらの愚痴を聞け」とやんわり。相手のニーズに合わせれ、愚痴のごみ箱になって会話終了
(え?私だけですか?それは聞いてなかったことにします。)
もしくは、
相手から助けを求められても、自分の能力や余裕が無いために「問題」を解決できないこともある。
この様に、人から感謝されることは容易いことではないためにそもそも「人から感謝されることで自分も良い気持ちになれること」を忘れてしまっている人もいる。
しかし、この4ステップを楽々とクリアする機会がある。
道案内だ。
道案内は立派な問題解決、人から感謝されるコスパの良い手段
「道案内」を人から感謝されるために必要な4ステップに当てはめてみる
- (ナンパを除く)道を尋ねてくる人は「道が分からない」という問題を抱えて困っている・・・1、2クリア
- こちらが答え(行き方)を知っている場合が多い。知らない場所だったとしてもスマホで調べてあげれば問題ない・・・3クリア
- 心の底から感謝される(気がする)・・・4クリア
(おまけ)道案内の所要時間は1分程度、長くても10分程度。
つまり「道案内をする」っていうのは短時間で人から感謝され、自分も幸せなるチャンスなのだ。
よくぞこの私に道を聞いてくれました!幸せになる機会を与えてくれてありがとう!
どこに行きたいの?何でも聞いて!!!!
最高の自己満足&相手が満足する道案内には気を付けるべきポイントがあるが、話が反れるのでこの件はまた別の機会に書く。
ところで、道を尋ねられない人はどうすればいいかって?
東京には観光客で溢れていて『地球の歩き方』的な本とにらめっこしている人はそう珍しくない。尋ねられることを待たずにこちらから声をかけるのもありです。
道を尋ねられることは1000円ぐらい得
早起きは三文の得なんて比ではない。(ちなみに三文は現代の価値で100円ぐらいと言われている)
だが1000円という数字にこの根拠はない。(おい)
私も生粋の東京人だから面倒な気持ちはよく分かる。職場では1秒を節約するために、ショートカットキーを駆使しているのだから、見知らぬ人に自分の時間をあげることを苦痛だと感じることは不思議ではない。
しかし、道案内に1000円分の値打ちがあるということに気付けば面倒だと感じなくなるはずだ。短時間で人に感謝され幸せになれるコスパ最強の機会なので、忙しさに追われて疲れている東京人こそ、道案内して良い気持ちになった方が良い。
道を聞く人も「お前が幸せになる機会を与えてやるわ」と思って遠慮せずに話かければいい。もちろん、先ずはググってから聞くのが礼儀だけどな。
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