過去のシリーズの再放送
「シャーロック」、面白いってのは聞いたことがあるけど、見たこと無いし今からだと遅いのでは!?と思っている方に向けて、NHKがシーズン1~3の再放送をしています。
【シーズン1~3 再放送】
BSプレミアム 毎週土曜 午後5時00分
5月6日スタート!【特別編 再放送】
BSプレミアム 7月3日(月) 午後9時00分
今からでも遅くありません!!!
是非、この再放送の機会をお見逃しなく!
シーズン4日本での放送予定は?
「シャーロック」の本国であるイギリスでは、2017年1月にシーズン4の放送が終了していますが、日本では2017年7月にNHK BSプレミアムでの放送が予定されています。
NHK BSプレミアム 7月8日・15日・22日(土) 午後10時(全3回)
<詳細はコチラ↓>
英語字幕付きのDVDであればアマゾンで購入可能なので、待ちきれないシャーロックファンは先ずDVDを買ってもいいかも。
Sherlock - Series 4 / シャーロック シリーズ 4 ≪英語のみ≫ [PAL-UK]
アマゾンUKだったら送料込み2500円ぐらいで買えるのかな。
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シーズン4のあらすじ
エピソード1、エピソード2、エピソード3のあらすじ&ネタバレ!海外ドラマ
既に丁寧なあらすじがあったので、この記事での言及は飛ばします。
感想 ※ネタバレ含
一言で表すと「オモロい」。久しぶりのシャーロックに大興奮。
私の語彙力では表現に限界があるので許してほしいが、とにかく過去のシリーズに劣らないオモロさなのは間違いない。
エピソード1ではメアリーの過去が更に明るみになる。
エピソード2ではモリアーティよりも強いんじゃないかっていう悪役が登場し、最後には「え?シャーロックどうなっちゃうの?」とめちゃくちゃ気になる形でエンディング。
エピソード3では「シャーロックの妹」の登場でシャーロックが精神的に追い詰められていく。シリーズ最新作に相応しい内容だし、新キャラ登場でテンション上がったんだけど・・・
ぶっちゃけた感想言いますね。
エピソード3は微妙!!
「シーズン4のエピソード3は本国であんまり評判が良くない」という噂を英国在住の人から聞いていたので、ハードルを下げて視聴しました。
視聴した結果
「確かに、そんなに面白くはないな」と感じたので感想をズラズラ並べます。
エピソード3の「5つの違和感」
シャーロックを見て、珍しく「確かに、そんなに面白くはないな」と思ったのは何故なのか。5つの違和感に気付きました。
「悪役の理不尽さ」と「理不尽な状況」に違和感
モリアーティの時も少し感じたことですが、悪役が悪い奴すぎます。
「こんなヒドイ人、何でこの世にいるんだろう。」
「こんな過酷で意味不明な選択に対してシャーロックは疑問を感じないんだろうか?」
と一般人の私には、シャーロックが置かれた状況の理不尽さを受け入れられず、物語の展開に「置いてけぼり」にされていることに気付きました。
人の命で遊ぶなよ「ゲーム感」に違和感
普段からシャーロックは難解な事件を "game is on(おっしゃワクワクするぜ~)"なんて言っているし、
ジョンも「おい!!お前はそれでも人間か!?」とシャーロックに怒りながらも結局は「もう、仕方ないな。俺も着いて行く!!♪」とノリノリな感じに若干引いてはいましたが、どのエピソードも楽しんで見ていました。
少なくとも私が今回のエピソードを楽しめなかった決定的な理由は「強すぎたゲーム感」です。
例えば、エピソード3では、「シャーロック、ジョン、マイクロフトの3人に殺し合いをさせるような展開」があったり、モーリーがシャーロックに対して"I love you"と言わなければ、危機が訪れる状況」を設定してシャーロックがモーリーに対して"I love you"と言ってもらうなど、モーリーを精神的に追い詰める指示したり。
シャーロックでは、 従来は「難解な事件」を勝手に「ゲーム」と捉えて楽しむシャーロックが描写されているが、エピソード3では「悪役によって設定された難解なゲーム」を解くシャーロックが描かれている。
前述のモリアーティの時もモリアーティから出題された問題を、シャーロックが解く「ゲーム」が繰り広げられていた。爆弾を括り付けられて泣きながら電話するおばあちゃんを見ながら「何この設定・・・」と思いつつ、「シャーロック向けのゲームのために、何で人の命が無駄にならなきゃいけないんだ」と一人でプンスカしていた記憶がある。
「ゲームの演出」に違和感
問題が出題される時にモリアーティの声と動画での演出がある。
モリアーティが「チクタクチクタク」「ホームズがホームズを殺す」と言っている動画など・・・
シャーロックにプレッシャーをかけていることを表現している描写なのだが、ゲームの安っぽさが全面に出て、リアル感が薄れているなと感じた。
シャーロックの勘の鈍りに違和感
エピソード3には「操縦士を含む全ての乗客が眠っている飛行機で、唯一目を覚ました女の子がシャーロックに電話をかけて助けを求める」という設定がある。電話が途切れ途切れになりながらもシャーロックは飛行機の乗客を救おうと躍起になる。
ある場面でシャーロックが意識を失い、女の子から「数時間も電話に出なかったよ」と言われるのだが・・・
操縦士無しの飛行機が数時間も空にいるって設定、絶対にオカシイでしょ。シャーロックじゃない誰かが飛行機の異変に気付くころですよ。この私でさえ「オヤァ?」って思いましたよ。
しかしシャーロックさん、この違和感に気付かない。後々、この設定のオカシサのカラクリが暴露されるが「シャーロックだったら瞬時に気付くっしょ」というレベルなので設定が甘いと思った。
メアリーのビデオレターに違和感
エピソード3の最後に、エピソード1で亡くなったメアリーから届いたDVDをジョンとシャーロックが一緒に視聴するというシーンがある。
この演出、必要でした?いきなり感が止まらないのですが・・・
シーズン4でシャーロック終了ってことなら、語り手がいた方がエンディングっぽくなるのでこういう理由ならアリかなと思いましたが。
以上、私が感じた5つの違和感でした。
続編、シーズン5について
シーズン5に言及している方がいますが、エピソード3のタイトルは”The Final Problem” 『最後の事件』なので、これが最終話でしょう。
ベネディクト・カンバーバッチさんもこう言ってるし。
「これが一つの時代の終わりになるかもしれない。正直、そんな気分なんだ。即座に続けるには難しい状態になっているよ」
製作サイドは作りたがっているみたいだけど、あったとしてもクリスマス特別版だったり、スピンオフでモーリーやグレッグの話があったりするだけなんじゃないかな。
散々エピソード3に文句つけましたが、シャーロックのおかげでワクワクできたことも数知れず。
むしろ、今までのシャーロックのクオリティが高すぎて目が肥えすぎてしまったのかもしれません。
シーズン4は日本未公開(17年5月現在)ですが、英語のみでしたらアマゾンでDVDを購入可能です。
過去の作品もDVDで振り返り可能!
SHERLOCK/シャーロック シーズン1-3 コンプリート DVD-BOX
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『SHERLOCK/シャーロック』 DVD シーズン1、シーズン2、シーズン3
シーズン1~3を見終わったファン向け
ドラマの他、『シャーロック・クロニクル』という公式本は、アマゾンカスタマーレビュー脅威の満点星 5.0/5.0点!
お値段4,752円とお高いのですが、「最高の『SHERLOCK』バイブルとして、永久保存版の1冊」と自称しているだけあり、相当充実しています。
・制作総指揮・脚本担当のモファットさん、『SHERLOCK』に対する姿勢とドイルの原典への深い洞察と想い
・シーズン1~3の制作の舞台裏、極秘資料満載
・ベネディクト・カンバーバッチを始めとする主要キャスト、プロデューサー、監督、衣装やメイク、特殊効果や美術スタッフへのインタビュー
・絵コンテや没シーンのシナリオ
・ドイルの原典と実際のドラマのシーンの比較
・ロケ地紹介
・スタッフとキャストのメールのやり取りなど
・場面写真、オフショット(フルカラーで多数掲載)抜粋元:『シャーロック・クロニクル』の説明
何はともあれ、2012年から楽しく観ていたドラマが終わりを迎えるのは少し悲しいですね・・・
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