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【働き方改革】むかしむかし、残業ゼロを夢見る新人サラリーマンがおったとさ。身をもって語る、効率よく働く方法

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ペーペーサラリーマンが見つけた「効率よく働く方法」

はじまり~はじまり~

 

むかしむかし、ペーペーの新人サラリーマンがいました。

ペーペーのサラリーマンなので、「ペーマン」と呼ばれていました。

ペーマンは、働き始めてすぐの頃は右も左も分からず、効率の悪い働き方をしていました。

 

作業効率を上げる

ペーマンはとても真面目でした。

「どうすれば効率良く仕事ができるんだろう。」

そう思いながら、ビジネス書や自己啓発書を読み漁りました。

月日が流れて仕事にも慣れて、ビジネス書や自己啓発書に書かれた「効率の良い働き方」を実践することで、テキパキと仕事をできるようになっていきました。

 

「やっと慣れてきたな。」

仕事に慣れてきた頃、自分の時間も大切にしたいと思い

趣味の野球やブログに没頭するようになりました。

 

「最近は、残業を減らすことが社会からも注目されている。趣味も楽しくなってきたから、今まで以上に効率良く働いて残業しないで家に帰りたい」

ペーマンは、より効率良く仕事を行う方法を考えました。

 

自分の仕事の方法だけではなく、必要であれば部署の仕事の方法も変えて部署全体の仕事の効率化も図りました。

 

残業を無くすために

勤務時間中は必至になって、分刻みのスケジュールを元に仕事をしました。

全ては「家に帰るため。そして自分の趣味に没頭したいから」です。

思考錯誤の末に、残業をせずにやるべき仕事を終えられるようになってきました。

 

ペーマンは喜びました。

「他の人よりも多くの仕事を任せられていたけど、効率化することで残業しないでも家に帰れそう!!!趣味にも没頭できる。これぞワークライフバランスだ!」

 

残業することなく帰宅する日が続きました。

 

残業をしなくなった結果 

いつものように定時に帰宅しようとすると、先輩に呼び止められました。

先輩その1「ペーマン、もう帰るの?最近、仕事暇になってきた?」

 

ペーマンは驚きました。 

決して暇なわけではない。分刻みのスケジュールをこなして、まるで戦場にいる様な気分で毎日を過ごしているのですから。もし時間が余っても、より効率化するための仕事の方法を考えています。

 

先輩その2「じゃあペーマンさ、この仕事やってみるか。だってお前時間あるだろう?」

 

ペーマンは思いました。

「僕はまだペーペーだから、色んな経験をさせてもらう必要があるんだ。だから先輩はいろんな仕事を振ってくれるんだ。」こういう風に思い込むことにしました。

 

しかし、先輩たちを見てペーマンはこう思ってしまいます。「先輩ってそんなに忙しそうに見えないな。任された仕事も経験を積むというよりはただの雑用だし。あんな雑談している時間があるなら、こんな仕事僕に振らなくてもいいんじゃないかな・・・」

 

残業をしない奴はサボっている 

ペーマンは「自分の仕事を効率化して残業をしなくなると暇だと思われることを学びました。そして、「暇だと思われる」と「先輩からより多くの仕事を振られる」ということを覚えました。

ペーマンはペーペーなので、元々「仕事」と「雑用」が先輩たちよりも多めに設定されています。数字に例えるとペーマンの仕事量は150で、普通の先輩の仕事量は100です。最も暇な先輩の仕事量は60。ペーマンよりも忙しい先輩の仕事量は170ぐらい。それにも関わらず、「暇」だと思われると、容赦なく自分の仕事が増えることを知りました。

 

本当の仕事の効率化 

そのうち、ペーマンは仕事を効率化するモチベーションが下がってきました。

「ペーペーは残業しなければいけない運命である」ということを知ったからです。

効率化すればするほどこなすべき仕事量は増えていきます。

かと言って、隣の先輩が仕事を効率化しているわけではありません。

 

「頑張っても頑張っても仕事って減らない。」

 

ペーマンは気付きます。

「作業効率」を上げるよりも「忙しいフリ」を磨くことが「仕事の効率化」なのではないか。

忙しいフリをして隣の人に仕事を任せるのが一番効率が良いのではないかと。

 

本当に効率の良い働き方を見つけたペーマンはこう語っています。

「やっぱり本当の仕事っていうのは、自己啓発書なんかからは学べない。実際に仕事をしている職場の先輩から学ぶのが一番なんだ!」

 

こうしてペーマンは「残業時間は減らなかったけど、あまり仕事をせずに効率良く残業代を稼ぐ方法」を見つけ出すことができました。

 

めでたしめでたし。

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