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【就活】エントリーシートは何社提出すべきなのか?滑り止め企業も受けるべき?今後の就活の進め方を考える

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<2019/03/04 更新>

 過去に就活の記事を書きましたが、アクセス数が伸びてきたので修正しました。 

※本記事の対象は「日系大手志望者」です。

  

どうしよう・・・何社にエントリーシート出すべきなのかな??(涙)ふえv;おいりうかkんlパニックなう!!!!!

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そう思ってこのページへたどり着いた皆さん、ようこそ。

就活で忙しい皆さんのために、結論から言います。

 

 

ESを提出すべき数に答えはありません

 

人によって就活の準備状況、今までの経験、学力、能力が異なるため、

「3月に〇社、4月に〇社、5月に〇社ESを出そう」なんて答えはありません。

 

たまに「昨年の先輩は平均〇社出した」というデータがありますが、無意味です。

日本中のピンからキリまでの大学生のデータを足して、人数で割った数に何の意味もありません。

 

ここでは、「自分の状況に合ったES提出数」を考える方法を紹介します。

 

 

3月、4月はES作成のピーク

 

(少し古いデータですが、2019年に就活している人も当てはまります)

 

2017年2月15日、リクルートキャリアから『就職白書2017 -採用活動・就職活動編-』が発表されました。 

p.6に掲載されている以下の図は、企業の「書類選考、適正検査、面接」など各選考の開始時期を表しています。

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データから見ても分かる通り、3月、4月はES〆切のピークですが、5月以降に書類選考を開始する企業もあるところがポイントです。

 

※2019年の就活では、ES〆切が4月より3月に大集中するイメージですが、5月以降に書類選考を開始する企業があるのは変わりありません。

 

エントリーシートは何社提出すべき?

大手企業のほとんどが3月中、4月上旬にESを〆切ますが、隠れた優良企業(大手・中堅企業)は、5月、6月にもESを募集し続けます。

つまり、就活は続くのです。

 

という事実を踏まえた上で考えたいのが、3月、4月の「ESは提出数」です。

 

 

就活生の皆さんは、焦りと不安から思考が停止しがちです。

(誰もがそうなので仕方ありません。)

 

ここで少し、冷静になって考えましょう。 

 

ふ~~~

 

ふ~~~

 

冷静になりましたか?

 

・・・

 

ESを提出数を考えるのは単純です。

 

1カ月で提出できるES数 = ①ESを書ける時間(自由時間) ÷ ②1社のESを仕上げるのに必要な時間 × 30日

 

①ESを書ける時間(自由時間)

寝る時間、移動時間、企業説明会に出る時間、他の準備時間を除いた時間が「ESを書ける時間(自由時間)」です

 

②1社のESを仕上げるのに必要な時間

「自己PR」「学生時代頑張ったこと」を既に書いている人は、ほとんどコピペで済むかもしれません。あとは1社あたりの志望動機をどれだけで書き上げられるのか、企業独自の設問にどれだけ時間をかけるのかの問題です。

 

「1カ月で提出できるESの数」・・・例えば、Aさんの場合

「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」はまあまあ仕上がっている。

毎日のように企業説明会2社の予定が入っている。たまに練習がてら受けているベンチャー企業の面接が2社。

 

①ESを書ける時間(自由時間)

企業説明会に2社出るには、移動時間も含めると6時間所要。Webテストの受験2時間、その他の2時間、睡眠時間8時間、とすると①ESを書ける時間(自由時間)は、1日に8時間。 (24ー6ー8ー2ー2=6)

②1社のESを仕上げるのに必要な時間

志望動機のみだと2時間所要、その他の設問を考えると更に2時間。計4時間必要。

 

1日に提出できるES数は1.5社分 = ①6時間 ÷ ②4時間

 

ということで、超単純に計算するとAさんの場合は、3月中に45社分ぐらいのESを書いて提出できます。

こうして、1か月で提出できるESの数が分かります。

 

挑戦v.s.安定

「1カ月で提出できるES数」が分かれば、提出する企業の選び方が重要です。

 

ここでは、「奇跡的な大逆転はない」「時間は有限」とかなり現実的に考えることがミソです。

特に大手企業は、最新技術を駆使して「自社のレベルに見合う人」のみを面接に上げます。残念ながら、自己PRや学生時代に頑張ったことが上手く書けていなかったり、志望動機の説得力が低ければ普通に落ちます。

 

特に、3月に提出するESの数「挑戦」と「安定」の比率をどうするかを考えましょう。

3つのパターンがあります。

「憧れの企業(挑戦)」のES作成に専念して、「滑り止め」的な企業のエントリーシートには手を出さない。

「奇跡的な大逆転はない」からこそ、本当に行きたい企業は「当たって砕けろ」の精神で全力チャレンジし、ダメだったら「潔く他の企業の就職を考える」と自分の中で覚悟を決めれば良いです。

ただ、「ES全落ち」が分かった後で情報収集を始めるよりも「4月以降に大学内で合説があるのか、求人が大学に届くのか」など、いつまでに、どこに行けば情報が集まるのかといったことは把握しておきましょう。

 

「憧れの企業」の半分を諦めて、その時間を使って「安定して行けそう」的な企業を探し始める。

「時間は有限」であるからこそ、「新しい企業」を見るのであれば時間と労力は必須です。企業のことをきちんと知らなければ内定はもらえないので、「行けそうな企業」も舐めてはいけません。

 

「憧れの企業」を全部諦めて、「滑り止め」的な企業を探し始める

個人的に③は無いです。根拠は先程の図です。

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2019年にも「5月以降に書類選考を開始する企業」があります。

つまり、「憧れの企業」のES〆切ピークが去った後にESを提出できる企業があります。「皆の憧れの企業、超有名企業」はほとんどありませんが、「隠れた優良企業」はあります。

BtoBで知名度が低すぎるあまりに採用活動に苦労している企業があるのです。

 

更に、6・7月にもESの募集を開始する企業もあるので、「無い内定」を恐れて焦るのはやめましょう!!

 

「滑り止め」を受ける覚悟があれば心配無用

「滑り止め」を考えている人は、「最悪、何としても就職したい」という覚悟がある人です。

リーマンショックの様な不景気が突然訪れない限り、「何としても就職したい」と思っている人であれば、ほとんどの人が就職できます。

2016年12月時点で就職が決まっている「就職・計」は87.7%

引用元:就職白書2017 -採用活動・就職活動編-

マーチ・関関同立クラスの大学であれば、就職志望者のうち95%が就職先を決定して卒業しています。

 

「エージェント・オファー型」を使う時期に注意

近年は「エージェント」や「オファー型」で内定をもらうことが流行っています。

「あなたの就活をフルサポート!」と優しく近寄ってきてますが、要注意です。

「エージェント」「オファー型」は、自分が紹介した学生が企業に就職すればお金をもらえます。学生のことを心からサポートするというよりは、「とりあえず、どっかの企業に就職させたい。報酬欲しいから」と思っている面も否めません。

そもそも、「就活生にとって本当に価値のある求人」なんてエージェントやオファー型に出回りません。本当に良い企業の求人には、優秀な学生が勝手に集まるからです。

 

こういった事実も踏まえて、「エージェント・オファー型サービスに利用されてしまった」なんてことにならなければ良いなと思います。

大手企業の希望が全てなくなり「滑り止めでどこでも良いから就職したい」という時にフル活用するのは、就活生にもっとも良い使い方かもしれません。

 

 

 

ES提出数をどうしようかと迷っている方は、自分に合った提出数を知り、その中で「挑戦」「安定」どういった比率でESを提出するかを考えてみましょう。

 

焦らないでください。

「なるようになる」のが就活です。

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<過去記事>

【就活】効率の良い就活のために食品業界志望はコレを読め。特にESの志望動機が浮かばない人とか(食品業界倍率ランキング付き)

 

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