今日は「筑波宇宙センター特別公開」に遊びに行ってきました!!!
特別公開のレポを期待してこのページを開かれた方には、期待に沿えない内容であることを予めお断りします。
「大西宇宙飛行士の話を聞いて、自由に「夢」を持つことを思い出した」という、かなり個人的な内容の記事です。
普段入ることの出来ないセキュリティの高い施設内の見学ができ、宇宙研究開発現場の開発員の生の声や宇宙飛行士の講演(事前申込・当日抽選)を聞くことが出来ます。
JAXAの施設に入れるだけでワクワク。
事前の申し込みや当日回るルートを何も考えずにふらっと訪れましたが、想像以上の人の多さに圧倒されて「列に並ぶ、列が長くて諦める」を続けてしまいました。
会場の雰囲気だけでも十分楽しめたのですが、ダメ元で申し込んだ「大西宇宙飛行士と話そう」の当日抽選に運よく当選!!!
「日頃の行いが・・・」って呟いたら友達に無視されました。(厳しいっ)
「大西宇宙飛行士って誰や!」という方は、ぜひコレ→大西卓哉 - Wikipediaを読んでください。
宇宙飛行士講演「大西宇宙飛行士と話そう」(30分間)は3部構成でした。
・自己紹介、宇宙飛行士としての生活・宇宙活動の概要(10分)
・宇宙での生活(4分)
・質問タイム(15分)
質問タイムでは、ちびっ子が色んな面白い質問をしていて大変勉強になりました。
約2年前の同コンテンツ「大西卓哉宇宙飛行士と話そう」。内容は異なりますが、雰囲気は伝わってきます。
今日の話を聞いた後にこの動画を見つけました。
なんと・・・
こんなことを言うのは恐縮ですが・・・
話すの上手くなってるwww
はい。余計なことを言いました。(反省)
本日の大西さん、まろやかな語り口調でニコニコして話されていました。
この動画も十分魅力的ですが、もっと魅力が溢れてました。
もう。メロメロです。
一緒に行った友達が「結婚するなら大西さんだな」と言ってました。
オイお前!彼氏いるやろうが!!!
大西さん既婚者だし、謎の上から目線wwww
私は仕事柄、色んな業界で働く人の話を聞く機会がありますが、「宇宙飛行士」という職業は、所謂「職業」ではないと感じました。
食うための仕事(ライスワーク)では無いという意味です。
宇宙飛行士は、正に「夢」を実現しています。
私も「夢」がありました。
「パイロットになりたい」
目も体も悪いので「パイロット」になれないことは、中学生ながらに気付いていました。「パイロットでなくても、設計士や整備士という形でいいから飛行機に近づきたい。」と夢を叶えたい一心で、航空工学を学べる全寮制の高校に進学しました。
そうした思いを持ってワクワク過ごしていた高校1年生の秋、
父が亡くなりワクワクが消えました。
死別の悲しさに加えて、死因に複雑な問題が絡んでいたこともあり、寮生活を中断し、実家に帰りました。
大きな悲しみに加えて問題な複雑さ、社会の汚さも見せつけられ、いつの間にか「夢を追いかけること」を忘れます。
くらーい高校3年間を過ごし、ネガティブな気持ちのまま大学生活がスタート。
高校時代から学校のカウンセラーさんにお世話になり、大学時代には心療内科に通うぐらい、落ち込みます。
大学時代には、人生の「目標」は何となく見つけたものの、相変わらず「夢」を持つことには消極的でした。
ただ、父との死別から10年以上が過ぎ、悲しみからも良い距離をとれるようになりました。そんなタイミングで大西宇宙飛行士の話を聞き、純粋に「夢を追いかける良さ」を思い出しました。
JAXAの施設から帰る途中、こんなキーワードが頭に浮かびました。
「目標」ではなく「夢」を追いかける人生を。
人生は一度きり。
「宇宙いぇええええーーい!」という単純な日になることを想像していましたが・・・
やっぱり、宇宙飛行士ってすごい。
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