「ちょっとすいません」と2人組から声をかけられた。
明らかな宗教勧誘だったが、暇だったので話を聞いた。
キリスト教がいかに正しいかを早口で教えてくれたが、ツッコミどころ満載だったので「論破しようかなどうしようかな」と迷った。論破する労力は勿体ないと判断して黙って聞き続ける。
一通りの説明を終えたところで「天国と地獄、どっちに行きたいですか?」と質問された。
「どっちでも良い」
相手は困惑していた。
「ええと・・・大半の人はですね、天国に行きたいんですよ。天国行きたくないですか?まあ、天国に行きたい場合はですね・・・」と話を進める。
ここで彼らは気付いたはずだ。
この世には、「天国と地獄」の存在を信じない悪魔にとりつかれた人間がいることを。
相手の「人の価値観や考え方」を知らずに話を進めると全く響かない提案になる。
会話を続けるためには、適度な情報提供は必要だ。彼らが「キリスト教の正しさ、天国が実在することの証明」を説明してくれた様に。
しかし、私は彼らの説明に納得できない部分もあった。
そんな私に「天国が実在することを理解し、信じている前提で、天国と地獄どっち行きたいか?」なんて質問されたところで答えられるわけがない。
そもそも、天国の存在に納得できていないからだ。
私は大切なことを学んだ。
人に何かを勧める時の順序!
・相手の価値観や考え方を探る質問をする
・自分が勧めたいことを一通り説明する
・説明した相手が、説明の内容に疑問を持っていないかを確認する
・説明不足を解消する
・相手の価値観に合わせたおススメ、提案をする
今日の勧誘はカルト臭かったので、ズブズブの説明でも信じてしまうような「心の弱っている人、正常に考えることが困難な人」を呼び込むことが目的だろう。
こんな説明で引っかかってしまう人はいないだろうが・・・と思いたかったのだが、そんな説明を堂々としている2人を見る限り、信じてしまう人がいるようだ。
今日の勧誘で一番気になったことがある。
2人組のうち、1人の鼻毛が出ていた。
もし私が友達とこの活動をしていたら絶対に鼻毛が出ていることを教える。
鼻毛が出ている人から神について語られても集中できないし、
何よりも鼻毛が出ている人と一緒にいたくない。
人前に出る際は、鼻毛が出ない様に気を付けておきたい。
ビバ!ゴッド!ビバ!鼻毛!
※本記事は、キリスト教全般を否定しているわけでなく、今日の勧誘についてのみ書かれています。
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