前回の記事では、【外資系コンサルタント直伝】通勤電車で誰でもできる「ロジカルシンキング」を鍛えるためのトレーニングについて書いた。
今日は、前回紹介したロジカルシンキングを鍛えるための「広告トレーニング」の実施レポート。
広告トレーニングの方法を確認
広告を眺めながら以下の事柄を考えるとロジカルシンキングが身につくと力説されています。
・この製品のユーザーは誰か。年齢、どういう消費者のタイプか?
・一番の訴求ポイントは何か?それに成功しているか?
・成功していないとしたらどこが不十分なのか?
・自分だったらこの広告をどう変えるか?
引用元:p.106~107『マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング 』
何を考えるかを確かめたら、次は広告選びです。
広告を選ぶ
いろんな広告がありますが、私はロジカルシンキングの初心者なので、広告の文字が少ない簡単そうなやつを選びました。
今回選んだのは、石原さとみさんが出演している「マイナビ転職」の広告
今朝の通勤時間に撮影したが、映りがよくないので公式HPから画像を引っ張ってきました。
画像引用元:進もう。 マイナビ転職
広告を見ながら考える
A.ユーザーは20代から30代の社会人、男女は問わない。職についているが「転職するかどうか迷っている」という人たちが一番のターゲットかな?
広告に書かれている「進もう」は「進み始めていない人」に向けた言葉なので、転職するぞ、と意志を固く決めている人たち向けでは無い気がする。もっと具体的に想像すると、今の職場に少し不満を抱えている人、環境を変えることに興味を持っている人を「転職してみようかな」という気にさせてマイナビにアクセスさせるのがゴール?
ただし「本気だから」と書いてあるので、「転職するぞ」と決意している人もターゲットにしている可能性も捨てきれない。
動画版も見てみたが、想定されているターゲットを絞る上で何も役に立ったなかった。
石原さとみかわいいー。石原さとみが転職してきたらテンション上がるー。という妄想で終了。
Q.一番の訴求ポイントは何か?それに成功しているか?
A. 転職サイトを使うなら「マイナビ」というのが訴求ポイントだと思うが、この広告を見ても「そっか、転職ならマイナビか」とは思えない。
Q.成功していないとしたらどこが不十分なのか?
A.マイナビを使わなきゃいけない理由(使ったらお得だと思える理由)が乏しい。
石原さとみの顔写真が目に入るが、この写真だけだと転職が成功するようにも思えない。
また、「転職先を決めたサイトNo.1」という表現では、マッチング数が多いだけで満足度は低いのか?と思わせる余地があるので好ましくないと思った。
Q.自分だったらこの広告をどう変えるか?
先ず、ターゲットを明確に絞ってから広告をどう変えるのかを考える。
①「今の職場に少し不満を抱えている人、環境を変えることに興味を持っている人」をターゲットにする場合
「あなたの才能を活かせる職場はココ(マイナビ)」と書く。
石原さとみさんに「あなたの才能」なんて言われたら鼻息ブンブンにしてアクセスします。
これを書いて思ったんだが「進もう」という表現は男女を問わないので汎用性に優れている。
②「転職するぞ」と決意している人をターゲットにする場合
広告トレーニングの感想
本に書いてある通りのトレーニングをやってみた感想。
自分なりに考えてみることはトレーニングになると思うが、模範解答が無い、ツッコミ
をしてくれる人がいないので、こんなのでロジカルシンキングが鍛えられるの!!?というのが正直な感想。
ただ「ターゲットがなぜ興味を持つと思うのか、なぜ興味を持たないと思うのか」を考えることを繰り返せば、人が「何をモチベーションに行動するのか」、「どんな時に動くのか」が理解できるようになるかもしれないとも思った。
人の心をつかむものが何かを分かる人になってしまうのか!!!?
これは事件です。人の心をつかむことを理解すれば、ブログも大ヒットする。
人気ブロガーになるためにも役立つトレーニングだ!
さて、次はいつトレーニングしようかな・・・次もあるのかな・・・、次もやったらここで披露しようっと。
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