訪問日:2016年1月5日(火)
一人ハーグ旅の続きです。
マウリッツハイス美術館の作品にウットリし、ビネンホフを通って、ハーグ歴史博物館を目指して歩いていたら、
道に迷いました。
少しウロウロしていたら道路工事の兄ちゃんに声をかけられる
「どこ行きたいんだ?エッシャーだろ?だよな、俺は何だって知ってるんだぜ!エッシャーの行き方はかくかくしかじか・・・・」
とハーグ歴史博物館を目指す私にエッシャーの行き方を教えてくれました。
訂正するのも面倒くさく、これは神からの思し召しだと思ったのでエッシャーへ向かう。
豪華なエッシャー美術館
入場料€9
開館時間は11:00~17:00
休館日は月、1/1、12/25
エッシャー美術館は、オランダの女王エンマ(1858-1934)が冬期に滞在していた「ランへ・フォールハウト宮殿」を利用しているそうです。
美術館の名前も「Escher in The Palace」で、その名残か内装も豪華。
道路工事の兄ちゃんに案内されるがまま、
「エッシャー美術館って何それ美味しいの?」という状態で訪問したわけですが、
作品を見て気づきます。
知ってる!これがエッシャーか
これ!中学の美術の教科書に載ってるものではないですか!
無限に水が流れるこの絵に感動して、つまらない授業を受けている時はこれを描いて時間を潰していたことを思い出しました(勉強しろや)
このだまし絵を描いたのはエッシャーさんだったのねー。
メモメモ~。
これで一つ賢くなりました。
パッと見ると「フーン」と通りすぎてしまいそうだったが
3秒ぐらい見ると「なんじゃあこりゃああああ!!!」と気付く
しかもこれ版画らしい。
エッシャーは木版画(ウッドカット (ウッドカット)、木口木版(ウッド・エングレーヴィング ウッド・エングレーヴィング)、リトグラフを製作。木版画には、小さな彫刻刀を用いて、平らな版木に図柄を彫りあげました。彫られていない部分に自らインクを塗り、自ら刷り上げたものです。
引用元:エッシャー美術館の宮殿へようこそ
この日は一人行動だったので、
「なんじゃあこりゃああああ!!!」を心の中で消化するのが大変だった。
とは言え、口から出るのは「スゲー、スゲー、なんじゃあこりゃああああ!!!」とボキャ不足な感想なので友達と見ても会話は弾まない可能性が大です。
「すごいね!」
「すごいね!!!」
「すごいね・・・」
「・・・すごいね・・・」
こんなどうでもいい会話を永遠に続けることになりそう。
一生懸命に絵をみると目がシパシパ
内装を見て休憩
どの絵を見ても
「なんじゃこりゃ!あああ!!」って
どの絵を見ても、引き込まれるので
長居してしまいました。
3階ではエッシャーの世界観を体験
このWindows XPだまし絵かと思ったら単なる「準備中」
こりゃ、一本取られましたわ。
2016年にXP使ってるなんてね。
3階には、こんな感じでエッシャーの世界観を体験できるコーナーが複数あった
とこんな感じで感動しっぱなし
全て見終えてエッシャー美術館を去ります。
エッシャー美術館、訪れる価値◎
エッシャーさんの作品ってめちゃくちゃ人気らしく、美術館で友達になった人は「エッシャーの作品」を見るだけのために遠路はるばるドイツから来たって言ってました。
下手にハーグ歴史博物館行かずに良かった。
道路工事の兄ちゃんはもしかして旅の妖精だったのかもしれない。
ありがとう!(適当)
有名な絵について沢山勉強できただけではなく、
ドイツの友達もできたエッシャー美術館
旅の妖精さんに感謝しつつ、次の目的地「ハーグ市立美術館」を目指して歩き始めるのでした。
旅は続く
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