たまにいますよね?
イライラしている人。
家族、友人、恋人、同僚などなど
普段は私たちにとってかけがいの無い存在である彼らさえも、「イライラしている人」に豹変することがあります。
勝手にイライラしているだけなら問題ないですが、
イライラしている人は、地雷のように厄介です。
無罪の私たちにイライラをぶつけて来たり、イライラを理由に自分の仕事を投げ出したりと私たちが受ける被害は相当なものです。
この記事では、イライラしている人の攻略法をまとめました。
その1:敵を知る
『兵法書』で有名な孫子は、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」という言葉を残しています。「イライラしている人の攻略」には、先ず敵を知りましょう。
イライラしている人は困っている!
自分がイライラしている時のことを思い返してみてください。イライラしている時って「思い通りに行かない時」ではないでしょうか。
・自分でも理由は分からないけどイライラしている
・悪い出来事に遭遇して動揺してイライラしている
・誰かに傷つけられてイライラしている
・仕事がいっぱいいっぱいで、イライラしている
イライラしている人は実は困った状況にいたんですね。
例え敵が困った状況にいたとしてもコッチとしては、とても面倒くさいことには変わりない。
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その2:己を知る
さて、イライラしている人に遭遇した時、私たちはどんな反応をするでしょうか。
・面倒な人だと思って距離を取る
・自分に非があるのかと不安になる
・イライラして場の空気を乱している人に対して敵意を抱く
・存在を無視して視界からシャットアウト
イライラしている人のせいで、無実の私たちに負の感情が駆け巡っていることが分かります。仕舞には「相手の存在」を無視することで心の平静を保とうとしています。
こんなの普通の状態じゃない!イライラしている人のせいで、相当のストレス受けてますよ。
この状況、どうにかしなくては!
その3:攻略法
敵(イライラしている人)と己(イライラしている人の近くにいる私)の状況を分析したので、攻略法について語っていきます。
<ステップ1>「私は悪くない」と自覚する
人がイライラしている理由のほとんどは「私」に関係ありません。先ずは「私は悪くない」と安心しましょう。ここで安心することによって、私と敵との間に心理的な距離ができます。(ココ大切)
心理的な距離ができると「あ~、この人イライラしてるな~(棒)」と冷静に相手を見ることができます
※自分が原因でイライラさせてしまったのであれば、放置せずにイライラの原因を解消することに努めましょう。心理的な距離を取ったところで何も解決しません。
<ステップ2>「敵」は意外にも弱っていることを認識する
イライラして八つ当たりをしてくるような人には、「クッソうぜえな。こっちもイライラするかあら、イライラしてんじゃねええよ」と臨戦モードに入ってしまうこともありますが、「その1:敵を知る」で述べた通り、「敵」は困っています。
「敵」は自分より弱い立場にあるのです。
自分よりも(精神的な)立場が下だと思うと、不思議と余裕ができます。
これは、相手が先輩だろうが、偉い人だろうが同じです。
むしろ、自分よりも社会的な立場が上の人であれば上であるほど、社会的な立場と精神的な立場のギャップを認識した瞬間から、余裕が生まれます。
八つ当たりをしてきた場合は「そうかそうか辛いんでちゅか~」と心の中で思いましょう。
このステップはあくまでも、自分の精神的な優位を感じるためにあります。
間違えても「あらあら、そんなにイライラされて。何か辛いことでもあったんですか~(大声・笑)」なんて言うのは辞めておきましょう。相手は泣き出すかもしれませんし、最悪の場合は発狂するかもしれません。
<ステップ3>話を聞いてあげる or できるだけ距離を取る
ステップ1,2は「相手」と「心理的な距離を取る」ために必要なステップでした。1,2、をクリアすれば、相手のイライラに巻き込まれて自分がイライラすることはほとんど無くなりますし、冷静に相手の状況を理解できています。
このステップ3では、「相手の話を聞いたり、世間話をすることでこの状況を改善できそうだ」と思える場合であれば、世間話でも振ってあげましょう。イライラしている本人も感情を上手くコントロールできない自分に困っていたはずなので、優しく話しかけることで「何て優しいの(T -T)」と感動泣きするかもしれません。
普段の言動から「この人には何をしても無駄だ。逆効果だ。」と思うのであれば、できるだけ息を潜めて自分の存在を消しましょう。ステップ1,2を飛ばしてステップ3を実行すると、物理的な距離は取れるかもしれませんが、心理的な距離を取れていないのでストレスを受けます。必ず、ステップ1,2を経てからここに至りましょう。
まとめ
ステップ1~3で、イライラしている人の攻略法を書きましたが、自分にかかるストレスをゼロにするのはなかなか難しいです。
運悪くイライラしている人に遭遇した日は、ステップ1~3以外に自分のストレスケアも忘れずに、労ってあげましょう。
イライラしている人に会わないのが一番ですが、遭遇してしまう日もあります。
せっかくの私の一日です。
人のせいで「台無しだわあ」と諦めず、自分なりの攻略法で「少しでも良い日」にできれば、それなりに満足度の高い一日を過ごせると思います。
明日も良い日にな~れ。
(140/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中