レンブラントの夜警を見に来たぁああ!
なぜか裏口から入場
入場に使ったのはミュージアムカード
夜警を目当てに3階まで猛ダッシュ!
奥にチラっと見える!!
ドキドキしながら、恐る恐る近づく
絵には全く詳しくない平民なのだが、
鳥肌、総立ちスタンディングオベーション
これがあの絵なのか!
レプリカだったとしてもそんなの関係ない
コレがアレですか!!!と一人で大興奮
ち、近い。
近すぎる。
異様なぐらいまで近づいて、人を排除して写真を撮るアジア人(私です)
人は多いが
日本でやっている「名作が来た!」みたいな展示会と比べれば比にならないくらい空いている。
感動した。
そして疲れたので、夜警の目の前にあったベンチで15分休憩。
他の作品をチラ見したが、気づいたらアッという間に2時間半が経過。
2階は全く見ていない、1階は走り抜けてチラ見して終了
絵が大好きな人は、最低半日はここで過ごすべし
短時間の滞在で気付いた
1.子供も楽しめる
夜警と同じフロアにあった絵の前に跪く子供たち。
こんなに幼い子供たちが、絵の素晴らしさにひれ伏しているのか(チガウ)
スケッチしている。
日本では「お行儀が悪い~」とか言われて許されない行為である。
一方、この美術館では「この子たちは育ちが悪い」だなんて目で見ている人は誰一人いなかった。
私が訪問した期間は無料で鉛筆とスケッチブックが配布されていた。
「名作はスマホで撮るのではなく、自分の目できちんと見てください。
鉛筆とスケッチブックをあげるから、よく見てよく描いてね」ということだ。
素晴らしい、素晴らしすぎる。
子供が鉛筆で絵を傷つけたらどうするんだ、と反対した人は誰もいなかったのだろうか
反対した人がいたとしたら、それを押しのけて実行してしまうのも素晴らしい。
2.名作との距離の近さ
オランダで訪れた全ての美術館で感じたのだが、絵との距離がとてつもなく近い。
絵の知識はゼロなのだが、この距離に感動した。
スマホ充電スポット、これは必要なのかとも思ったのだが異国からの旅人にはありがたいですね。
Wi-fiも自由に使えるのだが、面倒なパスワードや手続きは一切ない。
ぽち~って押せば誰でも使える。
ランキングとは別に、
このアムステルダム国立美術館、訳あってリニューアルに10年もかけてしまったという裏話がある。
その様子がドキュメンタリー映画になっているので、美術館が好きな人はぜひこのドキュメンタリーも見てほしい。
私が建てた美術館でもなんでもないのだが、このドキュメンタリー映画を見てからこの建物に入ると
「やっと完成したんだな(涙)」と感慨深い。
これが美術館の入り口にある、有名な I AMSTERDAM のオブジェ。
もちろん、記念写真を撮りました。
微妙な顔で写っていたのは、つまらないオヤジギャグのせいだと思ってる。
訪問日:2015年12月30日(水)