ブロギングなう

毎日ブログを書けば文章力が上がるのかを検証中

【日記】友人とまったりとご飯食べる「何この時間、意味あるの?」

今日の夕方は、学友2人とご飯を食べながら語り合った。

 

まったりとした会話がはじまった。

結論も何もない。

近況報告、思っていることを好き放題に話す。

 

普段とは格段に遅いペースでのおしゃべりに戸惑った。

 

 

「何だこの会話は。この会話の意味は何なんだ」

 

 

20分も経過するとこんな違和感はなくなった。

 

ただただ、会話とご飯を楽しむ。

 

これが素の自分だ。

これこそが自分らしいペースだ。

 

幸せってこういうことかなぁあ。

 

 

(68/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

【日記】考えていることは口に出す。話したからって、人間性は否定されない。

気になっていたこと、悩みを人に質問してみた。

ここ最近、あることが気になり、

少しネガティブになっていた。

 

本当は人に相談する気も質問する気もなかったが、

気付いたら、人に話始めていた

 

 

「そんなこと考える必要ないよ」

「それは考えすぎなんじゃない?」

私を傷つけるための反論ではなく、

純粋な意見を言ってくれた。

 

「自分の考えていることが極端だったかもしれない

疲れていたせいで、

変な考え方をしていたのかもしれない」と

偏りがちな自分の考えを正すことができた。

 

考えていること、悩んでいることを誰かに話すことは

とても勇気がいることだ。

 

「〇●さんってそういう風に考える人なんだ」

と思われるのがとても怖かった。

 

実際に「考え」を

人に話して分かったことは

「自分の人間性」を否定されるわけではない。

あくまでも「自分の考え方」に意見してくれる

ということだ。

 

何故、今まで一人で考えて、悩んでいたんだろう。

人にポロッと話すことで一瞬で悩みが吹き飛んだ。

 

「悩むこと」は一人で行うものだと思っていた。

今日は一緒に悩んでくれる人、一緒に考えてくれる人がいる

ということに気付いた。

 

悩みが解決されたのも嬉しかったが、

自分の悩みを一緒に悩んで考えてくれる人がいる

ということが分かったことも嬉しかった。

 

 

もっと人を信じよう。

 

 

(67/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

【ロジカルシンキング】人気ブロガーへの近道である「広告トレーニング」をやってみた

 前回の記事では、【外資系コンサルタント直伝】通勤電車で誰でもできる「ロジカルシンキング」を鍛えるためのトレーニングについて書いた。


今日は、前回紹介したロジカルシンキングを鍛えるための「広告トレーニング」の実施レポート。

 

 

広告トレーニングの方法を確認

広告を眺めながら以下の事柄を考えるとロジカルシンキングが身につくと力説されています。

・この製品のユーザーは誰か。年齢、どういう消費者のタイプか?

・一番の訴求ポイントは何か?それに成功しているか?

・成功していないとしたらどこが不十分なのか?

・自分だったらこの広告をどう変えるか?

引用元:p.106~107『マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング 

 

何を考えるかを確かめたら、次は広告選びです。

 

広告を選ぶ

いろんな広告がありますが、私はロジカルシンキングの初心者なので、広告の文字が少ない簡単そうなやつを選びました。

 

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今回選んだのは、石原さとみさんが出演している「マイナビ転職」の広告

今朝の通勤時間に撮影したが、映りがよくないので公式HPから画像を引っ張ってきました。

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画像引用元:進もう。 マイナビ転職

広告を見ながら考える

 

Q.この製品のユーザーは誰か。年齢、どういう消費者のタイプか?

A.ユーザーは20代から30代の社会人、男女は問わない。職についているが「転職するかどうか迷っている」という人たちが一番のターゲットかな?

広告に書かれている「進もう」は「進み始めていない人」に向けた言葉なので、転職するぞ、と意志を固く決めている人たち向けでは無い気がする。もっと具体的に想像すると、今の職場に少し不満を抱えている人、環境を変えることに興味を持っている人を「転職してみようかな」という気にさせてマイナビにアクセスさせるのがゴール?

ただし「本気だから」と書いてあるので、「転職するぞ」と決意している人もターゲットにしている可能性も捨てきれない。

 

動画版も見てみたが、想定されているターゲットを絞る上で何も役に立ったなかった。

石原さとみかわいいー。石原さとみが転職してきたらテンション上がるー。という妄想で終了。

 

 

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Q.一番の訴求ポイントは何か?それに成功しているか?

A. 転職サイトを使うなら「マイナビ」というのが訴求ポイントだと思うが、この広告を見ても「そっか、転職ならマイナビか」とは思えない。

 

 

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Q.成功していないとしたらどこが不十分なのか?

A.マイナビを使わなきゃいけない理由(使ったらお得だと思える理由)が乏しい。

石原さとみの顔写真が目に入るが、この写真だけだと転職が成功するようにも思えない。

また、「転職先を決めたサイトNo.1」という表現では、マッチング数が多いだけで満足度は低いのか?と思わせる余地があるので好ましくないと思った。

 

Q.自分だったらこの広告をどう変えるか?

先ず、ターゲットを明確に絞ってから広告をどう変えるのかを考える。

 

①「今の職場に少し不満を抱えている人、環境を変えることに興味を持っている人」をターゲットにする場合

「あなたの才能を活かせる職場はココ(マイナビ)」と書く。

石原さとみさんに「あなたの才能」なんて言われたら鼻息ブンブンにしてアクセスします。

 

これを書いて思ったんだが「進もう」という表現は男女を問わないので汎用性に優れている。

 

②「転職するぞ」と決意している人をターゲットにする場合

「転職できるのにはワケがある!その理由は…コチラ」と書く

 

広告トレーニングの感想 

本に書いてある通りのトレーニングをやってみた感想。

自分なりに考えてみることはトレーニングになると思うが、模範解答が無い、ツッコミ 

をしてくれる人がいないので、こんなのでロジカルシンキングが鍛えられるの!!?というのが正直な感想。

ただ「ターゲットがなぜ興味を持つと思うのか、なぜ興味を持たないと思うのか」を考えることを繰り返せば、人が「何をモチベーションに行動するのか」、「どんな時に動くのか」が理解できるようになるかもしれないとも思った。

人の心をつかむものが何かを分かる人になってしまうのか!!!?

 

これは事件です。人の心をつかむことを理解すれば、ブログも大ヒットする。

人気ブロガーになるためにも役立つトレーニングだ!

 

さて、次はいつトレーニングしようかな・・・次もあるのかな・・・、次もやったらここで披露しようっと。

 

 

(66/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

【外資系コンサルタント直伝】通勤電車で誰でもできる「ロジカルシンキング」を鍛えるためのトレーニング

社会人のみならず、大学生でも「論理的思考力(=ロジカルシンキング)」に興味を持っている人は多いのではないでしょうか。この記事では、「論理的思考力」を簡単に鍛える方法を扱っています。

 

 

憧れの「ロジカルシンキング

ロジカルシンキングの「鍛え方」がイマイチ分からないと困っている方、多いのではないでしょうか。

先日読んだ『マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング 』という本に「コレなら簡単にできそうだ!」という方法が載っていたので、紹介します。

 

電車の広告を見る

通勤電車、嫌でも目に入る無数の広告。

 

マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング 』という本では、広告を眺めながら以下の事柄を考えるとロジカルシンキングが身につくと力説されています。

・この製品のユーザーは誰か。年齢、どういう消費者のタイプか?

・一番の訴求ポイントは何か?それに成功しているか?

・成功していないとしたらどこが不十分なのか?

・自分だったらこの広告をどう変えるか?

引用元:p.106~107『マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング 

 

え?これだけ?

これだけで本当にロジカルシンキングが鍛えられるの!!?

半信半疑です。 

 

コレが身につく

さて、広告を見て先述の事柄を考えると、具体的にはどんなことができるようになるのでしょうか。

・物事の推論ができるようになる

・人がなぜある行動をするのかを想像できるようになる

参照:p.107『マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング 

この2点が挙げられていました。 

 

本当に鍛えられるの?

とまあ、「鍛える方法」を読んだだけだとなんだか分からないですし「こんな簡単な方法でロジカルシンキングが鍛えられるのか」と全く信じられないです。

なので、明日は通勤電車で広告を眺めながら、実際に上記の方法を試してみようと思います。実践編のレポートは後日更新します。

 

この記事を読んだ方もぜひ、各自で取り組んでみてください。

マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)

マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)

 

 

気軽な日々のトレーニングでロジカルシンキングが楽々できるようになったら、仕事も楽になるうだろうな~。

まずは、実践!

(65/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

【働き方改革】むかしむかし、残業ゼロを夢見る新人サラリーマンがおったとさ。身をもって語る、効率よく働く方法

ペーペーサラリーマンが見つけた「効率よく働く方法」

はじまり~はじまり~

 

むかしむかし、ペーペーの新人サラリーマンがいました。

ペーペーのサラリーマンなので、「ペーマン」と呼ばれていました。

ペーマンは、働き始めてすぐの頃は右も左も分からず、効率の悪い働き方をしていました。

 

作業効率を上げる

ペーマンはとても真面目でした。

「どうすれば効率良く仕事ができるんだろう。」

そう思いながら、ビジネス書や自己啓発書を読み漁りました。

月日が流れて仕事にも慣れて、ビジネス書や自己啓発書に書かれた「効率の良い働き方」を実践することで、テキパキと仕事をできるようになっていきました。

 

「やっと慣れてきたな。」

仕事に慣れてきた頃、自分の時間も大切にしたいと思い

趣味の野球やブログに没頭するようになりました。

 

「最近は、残業を減らすことが社会からも注目されている。趣味も楽しくなってきたから、今まで以上に効率良く働いて残業しないで家に帰りたい」

ペーマンは、より効率良く仕事を行う方法を考えました。

 

自分の仕事の方法だけではなく、必要であれば部署の仕事の方法も変えて部署全体の仕事の効率化も図りました。

 

残業を無くすために

勤務時間中は必至になって、分刻みのスケジュールを元に仕事をしました。

全ては「家に帰るため。そして自分の趣味に没頭したいから」です。

思考錯誤の末に、残業をせずにやるべき仕事を終えられるようになってきました。

 

ペーマンは喜びました。

「他の人よりも多くの仕事を任せられていたけど、効率化することで残業しないでも家に帰れそう!!!趣味にも没頭できる。これぞワークライフバランスだ!」

 

残業することなく帰宅する日が続きました。

 

残業をしなくなった結果 

いつものように定時に帰宅しようとすると、先輩に呼び止められました。

先輩その1「ペーマン、もう帰るの?最近、仕事暇になってきた?」

 

ペーマンは驚きました。 

決して暇なわけではない。分刻みのスケジュールをこなして、まるで戦場にいる様な気分で毎日を過ごしているのですから。もし時間が余っても、より効率化するための仕事の方法を考えています。

 

先輩その2「じゃあペーマンさ、この仕事やってみるか。だってお前時間あるだろう?」

 

ペーマンは思いました。

「僕はまだペーペーだから、色んな経験をさせてもらう必要があるんだ。だから先輩はいろんな仕事を振ってくれるんだ。」こういう風に思い込むことにしました。

 

しかし、先輩たちを見てペーマンはこう思ってしまいます。「先輩ってそんなに忙しそうに見えないな。任された仕事も経験を積むというよりはただの雑用だし。あんな雑談している時間があるなら、こんな仕事僕に振らなくてもいいんじゃないかな・・・」

 

残業をしない奴はサボっている 

ペーマンは「自分の仕事を効率化して残業をしなくなると暇だと思われることを学びました。そして、「暇だと思われる」と「先輩からより多くの仕事を振られる」ということを覚えました。

ペーマンはペーペーなので、元々「仕事」と「雑用」が先輩たちよりも多めに設定されています。数字に例えるとペーマンの仕事量は150で、普通の先輩の仕事量は100です。最も暇な先輩の仕事量は60。ペーマンよりも忙しい先輩の仕事量は170ぐらい。それにも関わらず、「暇」だと思われると、容赦なく自分の仕事が増えることを知りました。

 

本当の仕事の効率化 

そのうち、ペーマンは仕事を効率化するモチベーションが下がってきました。

「ペーペーは残業しなければいけない運命である」ということを知ったからです。

効率化すればするほどこなすべき仕事量は増えていきます。

かと言って、隣の先輩が仕事を効率化しているわけではありません。

 

「頑張っても頑張っても仕事って減らない。」

 

ペーマンは気付きます。

「作業効率」を上げるよりも「忙しいフリ」を磨くことが「仕事の効率化」なのではないか。

忙しいフリをして隣の人に仕事を任せるのが一番効率が良いのではないかと。

 

本当に効率の良い働き方を見つけたペーマンはこう語っています。

「やっぱり本当の仕事っていうのは、自己啓発書なんかからは学べない。実際に仕事をしている職場の先輩から学ぶのが一番なんだ!」

 

こうしてペーマンは「残業時間は減らなかったけど、あまり仕事をせずに効率良く残業代を稼ぐ方法」を見つけ出すことができました。

 

めでたしめでたし。

(63/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

【失敗談】時給2000円の家庭教師のバイトをしていた時に「嵐のニノ」が大嫌いになった話②

嵐ちゃんが学校で上手くいっていないことは分かった。

公立の中学校の腐れ具合を知っている私も嵐ちゃんに同情するようになっていました。

クラスメイトだったら、学校で話を聞いてあげられたかもしれない。

いや、やっぱり嵐の話ばかりだと嫌になって距離とってたかも。

 

嵐ちゃんが延々と続けるニノの話に耳を傾けていました。

ニノ話を聞きながら、たまに気になることを質問します。

 

将来について尋ねる 

嵐ちゃん、中学校卒業してから高校行くの?

大人になったらやりたいことってある?

「高校は行くと思う。親が行けって言うから。とりあえず嵐が見れればなんでもいい」

高校卒業したら、仕事するの?

「仕事は分からない。嵐が見れれば何でもいい」

嵐を見るためってお金かかるよね?生活するためには仕事する必要あるよ?

「・・・」

 

宿題は絶対にやらない 

嵐ちゃんはやろうと思えばできる子でした。

説明すると理解する。

理解した問題を解いてもらうと、正解できる。

「すごいじゃん!できるじゃん!」そう言っても嵐ちゃんにとってはどうでもいい様です。関心を示しません。

過去記事で書いたように、先ずは「自信をつけてもらおう」と地味に戦いますが上手くいきませんでした。 


自分の成功事例を嵐ちゃんに押し付けるのは良くないことだと言い聞かせ、 「とにかく話を聞いて嵐ちゃんを知る、時々勉強を教える」というペースを守っていました。

 

相変わらず、宿題は全くやってくれませんでした。

英語に至っては「答えをうつして良いよ。それだけでも意味があるからね」と言ってもうつしません。 

一日一問解けば終わるような量でもやってくれません。

 

嵐ちゃんを苦痛に感じる

そうして指導を始めて数か月が経ちました。季節も冬が終わり、春を迎えようとしていました。

嵐ちゃん、中3になる。

私は留学前の準備やゼミが忙しくなった時期でした。

嵐ちゃんの家までは、往復2時間くらいかけていたので、家庭教師の時間は授業を含めて、トータルで4時間。

 

「点数アップ」の結果が出ないこと、自分が忙しくなってきたことが重なって「4時間3000円でニノの話を聞くこと」が苦痛になってきました。

 

嵐ちゃんが求めていたのは「家庭教師」では無かった気がします。

「勉強なんてどうでもいいし、自分の将来なんて全く想像できない」のは、中学生なら当たりですが、嵐ちゃんのようなタイプは珍しいと感じました。

クソ中学時代の同級生、普段はクソで「マジ面倒」とか言いながらも頑張る時は頑張れる。デキることを喜び、何かに没頭することを楽しむクソどもでした。

嵐ちゃんが唯一モチベーションを持って行動するのは「嵐」が話題の時だけ。

かといって、「嵐」をニンジンとしてぶら下げても勉強をするわけではありません。

「嵐に近づくためにテレビ局に就職するんだ!そのためには難関大学に入るぞ~」と大学受験の勉強を猛烈に頑張っていた、高校時代の同級生だった「嵐ファン」とも異なります。

 

ニノ以外要らない

嵐ちゃんのことを知りたいと思って色々質問しても、結局出てくるのは「ニノの話」。彼女が考えていることを知りたいと思って話を聞いて、数か月が経っても結局何も分からない。

唯一分かるのは、嵐ちゃんが考えていることは「ニノ」。

嵐ちゃんが幸せになれるのも「ニノ」。

「ニノ」の話を出来れば幸せで、他のことなんてどうでもいい。

こうしているうちに、「嵐」と「ニノ」が大嫌いになりました。

嵐とニノのせいで、嵐ちゃんが自分の人生を考えられなくなっていると感じたからです。

 

「ニノの話はどうでもいいからお前自身のことを考えろよ」面と向かっては言えませんでした。

ニノに没頭する嵐ちゃんは、現実逃避をしているようでした。新興宗教的な。嵐とニノしか考えられない。大げさな表現かもしれませんが、私にとって嵐ちゃんは「魂の抜けた何か」にしか見えなくなってきました。

 

週に1回の家庭教師に求められていることは「成績アップ」であって「人生に関するお説教」でもありません。

大学生だった私が「人様の人生」に「こうあるべきだ」なんて言える立場にもありません。

 

あれ、家庭教師のバイトってもっと簡単なものだと思ってたよ。

勉強教えて、宿題出して、成績上がって、生徒と親と「イェ~~~イ」ってできるのかと思ってた。

調子に乗っていたのかもしれない。

自分を見つめ直すようになっていきました。

 

嵐ちゃんが勉強に向かう唯一の手段は「テレビ番組のドッキリでニノに嵐ちゃんに会ってもらうこと」ぐらいなのではないか。

そう思って企画がないか検索しましたが、無かった!

(今の自分だったらテレビ局に問い合わせのメールか電話ぐらいしていただろうに・・・行動不足でしたね)

 

家庭教師をやめる

プライベートが忙しくなってきたという理由もありますが、何よりも嵐ちゃんにこれ以上関わると「自分」を保つのが難しいと感じたことにあります。

週に一回のこのバイトが嫌で嫌で仕方なくなっていました。

友達に嵐ちゃんのことについて話すと「めちゃくちゃラッキーじゃん。おしゃべりでお金もらえるんでしょ?」なんて言われたのですが、自分の4時間を3000円で売ってニノの話を聞くくらいなら、他の勉強できない子を伸ばした方が面白いと思ってしまいました。

 

こうして、自分勝手な都合で嵐ちゃんの家庭教師をやめました。

勉強の教え方が悪かったのか、嵐ちゃんに自分の将来について考えて欲しいと思ったことが悪かったのか、何が何でも「点数を上げなきゃ」と思っていたのが悪かったのかもしれません。

嵐ちゃんのお母さんとも何度も話しをしていましたが「私もこの子が分からない」という会話で終了。

 

何よりも嵐ちゃんから「家庭教師の私」を必要とされなかったことが辛かったのかもしれません。

 

自分で家庭教師をやめときながら、

たまに気になります。

嵐ちゃん、元気かなと。

高校はとっくに卒業している頃です。

働いているのかな、大学に進学しているのかな。

今でも嵐が好きなのかな。

嵐のコンサートは行けたのかな。

 

そして、今でも分からない。

一体どうすればよかったのだろうか。

 

(終)

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【失敗談】時給2000円の家庭教師のバイトをしていた時に「嵐のニノ」が大嫌いになった話①

大学生の頃に、家庭教師のバイトをしていました。

短期間で中2の女子を担当したが、一緒にいるのがツラかった。

ツラかった理由は、中2だったからでも女子だったからでもありません。

とにかく嵐の大ファンだったので、ここでは「嵐ちゃん」と呼ぶことにします。

 

嵐ちゃんは、宿題を全くやらない子でした。

そんな嵐ちゃんに週に1回、90分3000円で授業を行っていました。

お母さんからの「娘の点数を上げてください」という期待に応えようと努力しました。

頭が悪いわけではないが、とにかく勉強に関するモチベーションが上がらない。

 

困った。とても困っていた。 

 

嵐ちゃんを担当する前は、個別指導塾でそれなりの数の生徒を見ていました。

やる気のない生徒や点数が低かった生徒も数か月後には成績が上がっていくので、人に教えることに自信はありました・・・

嵐ちゃんの点数は上がりそうな気配が全くしなかった。

「なんやコイツは。こっちのテンションも下がるでえ」と思いながら私は自信を無くしていました。

 

授業を始めて1か月ぐらい経過。

このまま普通の授業をしても点数はあがらん。

そこで「嵐ちゃんを知る」キャンペーンを開始。

 

勉強そっちのけで、会話を楽しむことにしました。

時給2000円で何してるんじゃ、と思われるかもしれませんが

結局「授業」をしても何も意味がなかったので、長期的なことを考えて人として仲良くなることにチャレンジ。

そう思って嵐ちゃんと話をすると、常に「ニノ」の話題で溢れていました。

 

「ニノがね・・・ニノがね。」とメチャクチャ嬉しそうに、嵐の二宮さんの話をします。

時折、「相葉ちゃんも~あを;sがwlgkjs;」とか「翔君があ;え;おたえ;おあ」と他のメンバーの話もしていました。

「嵐のラジオ」を聞くのが大好きと言っていたのが印象に残っています。

ラジオの時間帯が遅いせいで、夜更かしをしている。お母さんが「そのせいで学校に遅刻するんです」と少し怒りながら話していた。 

 

今時の中学生なのにラジオを聞くんだ。

 

そうして延々と続く嵐の話を聞くと、嵐のメンバーはあなたと同じクラスメイトなんですか!?という錯覚に陥ります。

実際に嵐ちゃんが二宮さんに触れるのは、テレビ越しか大好きなラジオ、それか雑誌だけのはずです。

それなのに会話で必ず嵐の話が出てくる。

むしろ嵐の話しか出てきません。

「ニノがね・・」の話を聞くのが途中から怖くなっていきました。

 

ふと、嵐ちゃん自身の話を聞くと

「私、人と話すの苦手なの。学校の奴らってめちゃくちゃムカつく。あいつらマジでムカつくの。」という答えが返ってくる。

そっか、学校で上手くいっていないのか。

嵐ちゃんを追い詰めないように気を付けながらも、ニノの話は9.5割、嵐ちゃん自身の話も0.5割は聞けるように質問をしていました。

 

嵐ちゃんは公立中学校に通っていました。

私も公立中学校に通っていました。小学校の時にクラスにいた「きちんとした子たち」は大概私立中学校に進学して、公立中学校に進学するのは「そこそこの子」か「底辺」でした。

あいつらマジでムカつくの。」という嵐ちゃんの気持ちはとても良く理解できます。

 

大多数に馴染めない人にとってこういった環境は苦痛でしかない。

 

ただし、公立中学校のクソみたいな環境から現実逃避するのは必要だけど、嵐ちゃんは「嵐のニノとの現実逃避」に出かけたまま、こちらの世界に帰ってこない気がしてならなかったのです。

 

 

(61/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

 

続く・・・