ブロギングなう

毎日ブログを書けば文章力が上がるのかを検証中

【読まれるブログを目指した第一歩】ブログ開設8カ月目の運営報告(PV数・収益など)

のほほーんとブログを更新してきましたが、転機が訪れました。

ブログを始めた当初はアクセス数を狙った記事なんて恰好悪いと思ってた。最近は、アクセス数を稼げる記事を書いてみたい。どっちも間違いじゃない。正解はない。ただ、自分のタイミングが訪れたんだな。キターーーー(\*´ー`\*)]

 

キターーー\ (^-^) /ーーー

「読まれるブログ」を書きたい!という気持ちが自然と湧いてきたのです。

 過去8カ月間、「書くことに慣れる」の優先順位が高かったため、「読まれる記事」は意識しつつも後回しになっていました。

「読まれるブログ」を書くためにも先ずは、ブログの現状分析や!ということで、久しぶりにブログの運営報告をします。

  

8月のアクセス数

  • 8月 8,338PV    (7月 22,115PV)

「一日に270人にブログ読まれてるんだ~!スゲー」とぬか喜びできそうですが、6カ月目の8,816PVよりもPV数減、明らかな「退化」を見せました(ウフフ)

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※集計では、30日区切りで1カ月をカウントしていますが、月とのズレはほぼありません。

 

 ちなみに、7月の22,115PVは、シャーロック シーズン4がNHKで放映されていたので、関連記事のアクセスが増えました。たった一つの記事でここまでアクセス数に影響するなんて、凄すぎます。

ネタ選びの大切さを痛感

 

8月の振り返り

8月に作成した記事はほとんどが「オランダ旅行記」。2週間の大旅行ということで「この旅行を形で残したい」という思いもあり、書き続けてきましたが「拙い文章力×新しい情報ほぼゼロ×マイナー国の旅行」ということで、かなり厳しい感じデス。

 

19記事を書き終えてようやく気付きました。この旅行で一番アクセス数を稼げるのって、「ロストバゲージ」についてだ。必要とされている情報を全く掲載していないのですが、情報の賞味期限も切れているので、泣く泣く流すことに・・・

旅行記」をテーマに更新し続けた結果、「どんな記事が必要とされるのか」という感覚をつかめてきたことが収穫でした。

全部記事にできた!!という達成感&自己満足度は最高なので、良しとします。

 

8月のアクセス数の多かった記事

ボロボロの8月中に健闘してくれた3つの記事を紹介。 

 

記事作成の数日前に、ちょうど1時間待たされたのですが、遅刻に対して寛容になっていることに気付き、記事化しました。

 

参考書を分割するタイミングで記事を作成。日本中の受験生に知ってもらいことなので、引き続きPV数が増えて欲しい。リライトも検討!

 

 

これもまた、自分の悩みを記事化。 ちょうど周りの友人も悩んでいる話題だったので、他の悩める方々の参考になればと思い作成しました。

9月のPV数目標

ズバリ、12,600PVを超えることが目標です。

 

PV数を目標にするのもどうかと思いますが、分かり易いのと自身のモチベーションを上げることを狙って設定します。

 

8月は8,338PVだったので、直観的には1万PVを目標にした方が良いのでは?と思いますが、理由を持って12,600PVという目標を立てました。少し説明します。

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  • 過去30日間、1日平均250PV前後をキープ。
  • この4日間のプチバズは計4800PV。

上記2点から、9月のPV数は大きな変化がない限り11,300PVを達成する可能性が大。

(計算式:4日間4800PV+26日間×250PV=11,300PV)

 

余裕で1万PVを達成することが分かっていて、目標を設定する意味が無いので、

「1日平均250PV→300PV」と1日あたり50PV増を目標にし、12,600PVを目標値にしました。

(計算式:4日間4800PV+26日間×300PV=12,600PV)

 

プチバズを起こす予定で目標を立てるとモチベーションが上がるどころかダダ下がりなので、超現実的な目標を設定しました。(笑)

 

9月の行動目標

  • はてなプロ登録+独自ドメイン取得
  • グーグルアドセンス登録
  • 過去記事のリライト(1週間3記事程度)
  • 記事の比率(エッセイ・フリースタイル 20記事 / 読者を意識・PV増 10記事)
  • 文章力向上のための本3冊読む→記事化

まとめ

この振り返りを通して、目標があるからこそ振り返りの意味があると痛感しました。

また、今までは目標を明示することを恐れていたんだということにも気づきました。ブログを始めた初期に統計学検定や早起きチャレンジが頓挫した苦い思い出があったからです。

でも、チャレンジし続けたい

PV数増への野望が湧いてきたわけですが、あくまでも「文章力向上」を目指しているので、定期的なリライトも進めていきます。

 

何はともあれ、ブックマークのコメントに励まされていることはブログ開設当初から変わっていません。はてなブログでよかった。はてな村のみなさんに感謝しつつ、これからもよろしくお願いします!

 

(246/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

【検証:PV数を稼ぐのはどっち?】「時間をかけた記事v.s.フィーリング高速更新」ブログのアクセス数と作成時間の関係を調べてみた

タタタタターーーン!って適当に書いた記事がPV数(=アクセス数)稼ぐこと、ありますよね?一方で、これなら大当たり間違いなし!と気合を入れて丁寧に書いた記事のPV数が全く上がらないことがある。

 

ブログって直観?フィーリング?で書いた方がヒットするの?それとも丁寧に、それなりの時間をかけて書いた方が良いの?

 

どっち!

どっちなのおおおおおお!!

この疑問を解消します。

 

私が過去8カ月間(全244記事)、毎日更新する際に記録したブログ作成時間とグーグルアナリティクス様がはじき出したページ毎のPV数を利用して、ブロガー最大の謎を解明!

 

 

適当・短時間V.S.丁寧・長時間

過去8カ月間、作成の所要時間は、まちまちですが最短5分、最長4時間かけていました。手間暇かけたのにPV数が全く伸びなかったり、適当に更新したのにそれなりにPV数を稼いだ具体例を紹介。

 

約5カ月前、4時間かけて作成したのに90PVしか稼げなかったクソ記事はこいつです。

「スタバ」というビッグワードが裏目に出たのでしょうか・・・ワシの4時間がwww

 

約5カ月半前、にちなみに30分かけて作成したのに1000PV超え

飲み会へのプチ怒りを記事に落としたところ、ポツポツとアクセス。

先述の「スタバ」の記事よりも約20日前に書いていますが、90PVと1000PVは全く違いますね。

 

こうした体験から、ブログに長時間費やしすぎるのも良くないのかな?何やねん!という気持ちからこの検証をスタート。 

 

検証に使用したデータ

2種類のデータを使用しました。

  • 1記事あたりの作成時間

各記事の作成所要時間をエクセルに記録していたものを使用しました。

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  • ページ毎のアクセス数

グーグルアナリティクスのダウンロードしたデータを参照

 

離脱率やページ滞在時間なども確認できますが、今回使用したのはアクセス数のみ。ちなみに、アクセス数が多いページは滞在時間も長かったのが印象的でした。

 

検証!PV数を稼ぐのはどっちだ!

<検証方法>

過去8カ月間に更新した全244記事のうち、アクセス数の多いトップ30記事(上位12%)それ以外の214記事作成時間を比較します。(参考程度に全記事(244記事)のデータもグラフにしました。)

 

 

先ほどの飲み会の記事のように30分ぐらいで適当に書いた方がPV数稼いでいるのか、1時間以上じっくり時間をかけて書いた方がPV数を稼いでいるのか、をハッキリさせよう!

 

データの細かい処理の話は省略。

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このグラフを見て分かるのは、PV数TOP30の上位12%の記事は、それ以外の記事よりも時間をかけて作成されているということ!

 

少し分かりにくいので、所要時間の区切りを大きくして比較

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オレンジ色のグラフ(TOP30の記事)が灰色のグラフ(その他のショボ記事)に比べて、記事作成に1時間以上所要していることが明らかです。

 

つまり

「タタタタターーーン」と更新する記事よりも「大切にじっくりゆっくり」と書いた記事の方がPV数を稼ぐ傾向にあるということが明らかになりました!!!

 

ヒトコト

短時間で作成した記事であっても、ネタが良ければPV数を稼ぐ記事があることも確かですが、今回の検証の結果、時間をかけてきちんと記事を書いた分だけ結果も付いてくる、ということが判明しました。

初心者ブロガーにとって「あの時間は無駄じゃなかった」と心強い結果になりました。

 

ちなみにこの記事の作成には4時間かけてます(時間かかりすぎwwww)

 

(245/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

 

【上級者向け】インスタ映え間違いなし!日本でも食べれる「お勧めのオランダのスイーツ・料理ベスト5」

インスタ映え」「フォトジェニック」という言葉が流行っているが、どいつもこいつも「同じような食べ物」「同じようなポーズ」「同じような場所」で写真を撮っている

 

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インスタが叩かれるのは、「可愛い食べ物と可愛く写真を撮っている」からではなく、オリジナリティのない「マネっこ写真」が氾濫していることがアホみたいに見えるからだ。

 

 

ここからが本題。

マネっこ写真にならないためには、誰もが行っていない場所、食べていないものと一緒に写真を撮ることが手早い。オランダで見つけた「日本で流行っていないインスタ映えしそうな食べ物」を紹介していくので、オリジナリティあふれるインスタ用の写真を撮る際の参考にしてほしい。

 

 

インスタ映えするオランダ料理ベスト5

「日本でも食べれるオランダ料理」に絞ってベスト5を紹介。ベスト5の中では特に順位はありません。

  

ハーリング

ハーリングとは、ニシンを塩漬けしたオランダ定番の食べ物。

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見よ、このインパクト。塩漬けした生魚を焼いてないパンにそのまま挟んでいるだけの食べ物。

こんな写真をインスタに載せている女子を見たことあるだろうか。まだ誰もいないでしょ!!!狙い目だよ。

パンに挟まないバージョン

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オエエエエと思ったそこのあなた、もう少しだけ読んで欲しい。

 

スモークサーモンを挟んだサンドイッチって普通やん?見たことあるやん?それと同じなのである。

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塩漬けしたニシンがパンに挟まっている図

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抵抗ないでしょ?そうなんです、大したことないんです!!!

 

ちなみにお味は「超ウマイ」

お刺身が好きな人は絶対に食べた方が良い。

 

日本では、ハーリング屋さんは存在していないようなので、Amazonでポチるのだ。

  

 

オランダのポテト

これもタダのポテトと侮るなかれ。

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日本で見るポテトとは太さが違う。

 

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更に色んな種類のソースがあることも特徴。色鮮やかなので、写真もグッド。

一時期ファ〇リーマートで「ヨーロピアンポテト」が売り出されていたが、あんなのなんでもない。

 

日本でこのオランダポテトを食べられるのは、ベルギー料理屋さん。(ベルギーポテトとオランダポテトの細かい違いは省略。)

ベルジアン ブラッスリーコート リエージュ=ギユマン 東京八重洲店

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本場さながらのポテトの厚さ。ソースも10種類以上あるので色々試せる。

家で楽しむのもありだ。

 

パンネクック 

「皆大好きパンケーキ」の次に流行る大本命の登場です。

 パンネクックとは、オランダのパンケーキのことをさします。

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ど~~ん!!

パンケーキよりはるかに薄いが、かなり大きい。名前も可愛いし、大衆化されていないところがポイント。

 

想像してほしい。

「今日は、表参道でパンネクックを食べたよ~♡」

いいね沢山つくしかないでしょうが!!!! 

 

日本で食べるとしたら、表参道にある MIZUcafe  をチェケラー!

 

フレッシュミントティー

普通のミントティーとは違い、摘み立てミントを使うのがポイント。

作るための材料は「お湯+ミントの葉」。これだけ。

 

見よこのインパクト!葉っぱダラケwwww

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やっぱりインスタってインパクトが命ですから。

 

残念ながら日本でフレッシュミントティーを出しているカフェはなさそうなので、自分で淹れるしかありません。

先ず、ミントを栽培するところからスタートです。

 

ミントの苗

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100円ぐらいで売っているので、お金は大してかかないですが手間ですね。

これも全てはインスタでの♡(いいね)のため。

 

ちょっとハードル高いなという方は普通のミントティーをどうぞ。

トワイニング ペパーミント10P×6個

トワイニング ペパーミント10P×6個

 

  

ストロープワッフル

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なんとストロープワッフルもオランダの食べ物だったんですね。

<正しい食べ方>

温かい飲み物が入ったカップの上にワッフルを乗せて、少し待ちます。30秒~1分ほどカップにのせて、ワッフルの中のはちみつがトロトロになったところで食べるのです。

 

可愛いカップの上にのせて写真を撮れば、もうバッチリ。

ホーランドオリジナルワッフル ストループワッフル 袋入り 250g

ホーランドオリジナルワッフル ストループワッフル 袋入り 250g

 

 

 

ストロープワッフルには、ハチミツ味とキャラメル味の2種類がありますが、断然はちみつ味がお勧めです。

 

まとめ

日本ではまだ流行っていないインスタ映えするオランダの食べ物ベスト5を紹介しました。気になるものは見つかったでしょうか。

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この記事をきっかけにインスタで流行るオランダ料理が誕生してほしいなあ、なんて甘い期待を寄せています。

 

ほんじゃ、ばいな~!

 

(243/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

独身税の根底に潜む「痛い」思い込み。「結婚・子育て=偉い」のか?海外の導入事例、ブルガリアの失敗など(あなたは賛成?反対?)

独身税ってなんですかwwww

子育て中の女性でつくる「かほく市ママ課」と、財務省の阿久澤孝主計官(元石川県総務部長)の意見交換会は29日、かほく市役所で開かれた。ママ課メンバーは「独身税」の創設や医療費削減に関する思いを伝えた。(中略)
メンバーが「結婚し子を育てると生活水準が下がる。独身者に負担をお願いできないか」と質問したのに対し、阿久澤氏は「確かに独身税の議論はあるが、進んでいない」と述べた。

引用元:かほく市ママ課「独身税」提案 財務省主計官と懇談 - 北國新聞

 

世のニュースはほとんどがバカバカしいのでいつも無視していましたが、流石に無視できない呆れるレベルのニュースです。

社会に蔓延する「結婚・子育て=偉い」への違和感も合わせて書いていきます。

 

<2017.9.2 追記>本ニュースが誤報と報じられています。独身税については2004年12月自民党「子育て小委員会」で柴山昌彦衆議院議員の提案を発端にポツポツ話題になっているものなので、本ニュースへの反応ではなく、一般論として受け止めてもらえれば幸いです。<追記終>

 

 

そもそも「独身税」とは?

 

独身税とは「独身者に課す税金」を指します。

「独身」であるだけで課される税金です。

 

日本では、独身税が導入されたことはありませんが、過去に海外で導入された実績があります。

 

独身税」の過去の導入事例

日本ではブルガリアの導入事例が有名ですが、世界各地で様々な独身税が導入された実績があります。

以下の国・期間に「独身男性税」や「子なし税」として課されていたようです。

古代ローマ(9年~不明)イギリス(1695年~1706年)、南アフリカ(1919年)、ドイツ(1923年)、イタリア(1927年~1943年)、ポーランド(1946年~1956年)、ソビエト連邦(1941–1990年)、ブルガリア(1968~1989年)、ルーマニア(1986年~1989年)

 参照元Bachelor tax - Wikipedia

古代ローマ時代から結婚・出産促進のための法律があったのは驚きです。意外に色んな国での導入実績がありますね。

 

近年のブルガリアルーマニアの事例をピックアップ

ブルガリア(1968~1989年)

労働力不足打開のための人口増加計画

・独身者の収入の5~10%を徴収

・結果として出生率は下がった

導入前は2.18%だった出生率が1.86%に下がり、効果があったとは言い難い

・失策の要因は、金銭的に余裕のない層がますます結婚から遠ざかったこと。独身税が高いので、お金をためることができず、結婚できない、子どももつくれない……と悪循環

引用・参考元:結婚しないと課税される!?ブルガリアの「独身税」 - 税理士ニュース|法律に関する相談なら「法律の窓口」へ

 

ルーマニア(1986年~1989年)

ニコライ・チャウシェスク大統領による「政令770」

45歳までの女性は、4人の子どもを産むまで中絶してはならないとし、14~15歳の中学生にも出産が奨励されました(政令770号)。これは、国家の労働力を確保するために2300万人の人口を3000万人まで増やすことを目的とした政策でした。

引用元:性を語る会

 

ブルガリアルーマニアも労働力不足の打開のために独身税を導入したみたいですが、大した成果もあげられず、むしろ経済を後退させる結果に。

 

独身税は、「人種政策」「労働力を増やすため」、「子育て世帯を援助するため」といった、それらしき名目で導入されますが、「子供がいない」という理由だけで制裁を与えるのは何だか違和感が残ります。

 

「独身」は既に社会貢献している

独身者は金を使わなくていいなと勘違いされますが、既に、既婚者よりも多めに税金を払っています。詳しくは以下の通り、

 例えば、所得税の扶養控除です。家族が多いと、その分だけ所得を控除されるので、所得税が少なくなります。

他には、社会保険でも所得を再分配する機能があります。健康保険の被扶養者制度がまず思い浮かびます。被保険者と違い、基礎保険料無しで健康保険に加入できるので、家族として被扶養者になっている人は利益を得ています。

あとは、子供を持つ人限定の遺族基礎年金も子供の有無で扱いが異なります。遺族基礎年金は一定の条件を満たす子供を持つ人しか受け取れませんので、子供がいない状況の人は遺族基礎年金を受給できない。

学校への補助金所得の再分配でしょう。子供を持たない人もその財源を間接的に負担していますから、子供を持たない人から持つ人へ所得が再分配されます。

民主党の鳩山政権の頃に実施された子ども手当は、露骨なほどの所得再分配です。


あえて子無し税というものを設けなくても、すでに子無し税に相当するものが色々と実施されています。公的制度に関心が薄い人は気づきにくいでしょうけれども。

引用元:子供がいない人は巧妙に損をするようになっている。(Tue.20150224) - 労務管理のツボをギュッと押す社労士です

 

もう十分ですよ。

名前も顔も知らない子供が通っている学校に国が「補助金」を出しているということは、納税を通して独身者も貢献しているわけですから。

 

独身は既にここまで社会貢献しているのに、他に何をむしり取られるのでしょうか。

  

「結婚・子育て=偉い」という「痛い」思い込み

独身税の是非をめぐる議論の根底には、「結婚・出産・子育て=偉い・社会に貢献している」というテーマがあることを無視できません。

 

世の中には色んな人間がいます。育児放棄された末に路頭に迷い、少年院を出たり入ったりする人間。大学を卒業し、大企業で働いている人間。大学卒業後にニート生活をしながら、親のすねをかじって生きている人間。生活保護を貰いながらあえて仕事をせずに暮らしている人間。

色んな人間がいるわけですが、どんな人間になろうが「親はとりあえず子育てをすれば社会貢献」になるのでしょうか。

 

「子育て=社会貢献」と考えている人に質問したいです。

「子育て=社会貢献」と言い切るために「どんな人間」に育つことを目指して子育てしているんですか、と。

 

「出産そのものが偉い」と考えている人には大変申し訳ないですが、子供を産むのは猿でもできます。別に偉くないです。また、生みたいと思っていても身体的な条件などの事情があり、産めない人もいるので、「産むのは偉い」と考えるのは少し乱暴だと思います。

 

産むだけで偉い、歳を取らせるだけで偉い、と考えているのは動物と何も変わらない。

 

更に「人間という種の保存に貢献している」という主張も、疑問が残ります。世界規模で考えると人口増加は止まらない状況です。世界人口100億人の時代も近いと言われ、水不足や食料不足が心配されるなか、何も考えずに生んで育てることは社会貢献なのでしょうか。

 

労働力不足の解消に関しても、日本は生産性の悪さが際立っています。頭数を増やさずに生産性を上げることで労働力の問題を改善できる余地はあります。更にAI時代突入で仕事不足も心配されますが、裏を返せば出生率を上げる必要が無いと捉えることもできます。

 

選択の自由を奪わないでください

「結婚・子育て=偉い」という自分の価値観を人に押し付けるのはやめてほしいと願うばかりです。

 

「子育てにはお金がかかる」と困っている人もいますが、そんなの子供を産む前に分かるわけです。こんな簡単な予測もできない人に育てられた子供が「社会貢献」なんてできるのでしょうか。

 

「貧乏人は子育てするなってことなのか?」という声が聞こえてきますが、そうです。「貧乏人は旅行に行くなってことなのか?」と置き換えて考えてみれば簡単です。

 

金がある人には選択肢がある、金が無い人には選択肢がない。その選択肢の一つに「子供を産んで育てるのか」というものがあります。

「人間だから子供を産まなきゃ」というのは勘違いにすぎません。個人的には、自力で責任を持って育てるだけの環境を整えられる人だけに育ててもらいたいと思っています。

 

しかし、人には選択の自由があります。私個人の意見は「自力で責任を持って育てるだけの環境を整えられる人だけに育ててもらい」ですが、上記の条件に当てはまらない人が「子育て」を選択することもありだと思います。だからこそ、自分の選択によって「貧乏」になった場合、独身に対して「援助しろ」と言うのも止めて欲しい。私のお金の使い方や生き方に対して口出しされることは余計なお世話だからです。

 

ところで、「結婚・子育て=偉い」という思い込みは一体いつ、誰によって刷り込まれたものなのでしょうか。

 

(242/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

 

超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃 (PHP新書)

超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃 (PHP新書)

 

  

お金にモテる独身女子  50のルール

お金にモテる独身女子 50のルール

 

一瞬であっても記憶に残る「出会い」ってありますよね。名前も知らない人との素敵な思い出。

人と関わると良いことも悪いこともあります。

学校での付き合い、会社での付き合い、仕事を通した付き合い、友達付き合い、家族との付き合いなどなど。「付き合い」は、ある程度の時間をかけてお互いを知り、仲良くなれる人もいれば、仲良くなれない人もいる。

人との関わりで言えば、「付き合い」の他に一瞬の「出会い」もあります。

 

今朝の通勤時、小競り合いをしているサラリーマンをみかけました。朝のラッシュで疲れも溜まっていたのでしょうか。どちらかが軽くぶつかったことが原因だったようですが、お互いにひどく怒っていました。

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名前も知らない、出会ってすぐの人と小競り合いをしようと思えばできます。

 

一方で思いやりを持って接することもできる。 

5年前、こんな出会いがありました。

建物から駅まで10分ぐらい移動した時のことです。雨が降っていたんですが、傘が無かったので濡れながら歩いていました。

幅のある長い信号の真ん中、赤信号のせいで足止めをくらっていた時。

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隣のお姉さんが何も言わずに傘の中に入れてくれたのです。

信号を渡るまで一緒に歩いて「ありがとう」と伝えて駅まで走っていきました。

 

他にも似たような経験があります。

同じく、5年前。タイで旅をしていた時のことです。この日もいきなり雨が降ってきました。バスも通っていない場所を1時間ぐらい歩く予定でした。

ダメ元でバイクにまたがろうとしていたおじさんに声をかけて「後ろにのせてくれませんか」とお願いしたところ、目的地の方向が同じだったので乗せてもらえることに。

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たった15分で帰宅できました。

財布に入っていた有り金を全部渡そうとしましたが「そんなの要らないよ」と言って笑顔で去っていきました。

 

どっちのエピソードも相手の名前も知りませんし、一緒にいた時間も短いですが、不意打ちの優しさから深く印象に残っています。短い時間の出会いであっても、人に良い思いを与えることができるんだと痛感した出来事でした。

 

こういった体験のおかげか、私も「短い時間であっても相手に良い気分になってもらいたい」と思うように。

ここ1週間、5年前の「一瞬の出会い」による恩恵を少し返せる機会がありました。

 

めちゃくちゃマッチョの白人のお兄さんに「終電の時間」を尋ねられた時。

間に合わないことをかなり気にしていたので、Yahoo!路線を見せながら残りの電車の数を示して大丈夫だよと教えました。「あなた、すごく優しい」と言われたり。

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ゆうちょのATMと格闘するカタコトの日本語を話す女性にATMの使い方を質問された時。振込時間外なので「明日以降じゃないとできないんですよ」って表を示しながら教えたら「色んな人に質問したのに誰にも相手にされなかった。本当に助かった。ありがとう。」と言われたり。

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2人と一緒にいた時間は長くても5分ですが、5年前の私のように「人の優しさって素敵だあ」と思ってもらえたんじゃないですかね。

時間をかけた「付き合い」も大切にしたいけど、思いがけない「出会い」も大切にしたいと思う今日この頃です。

 

(241/365)←365日連続ブログ更新の記録更新中

【あるある】手に入りそうだと思ったのに手に入らない場合、執着心によって身をボロボロにしないためには、株の知識が役に立つ!?

あるある。

手に入りそうだと思ったのに手に入らない場合、執着心によって不幸せになってしまっていませんか?

 

例えばUFOキャッチャー

あと200円ぐらいで取れそう!!って思っていたのに取れなかった時、ええええい!!とか言って取れるまでお金をつぎ込み続けてしまう。

 

ゲームもそうですね。

あともう少し。あともう一息でクリアできそうなのにできない時は何度も何度もプレイしてしまいます。逆に本当に難しくて全く歯が立たない場合は、直ぐに諦めちゃいますよね。

 

恋愛でもそうです。

あれ?私に気がある?イケルキガスル~~~♪と思っていたのに全然イケない時、そんなに好きじゃなかったけど、どんどんのめり込んでいく。

 

なんなんでしょうか。この現象。

心理現象としては、コンコルド現象が当てはまるのかもしれないです。

コンコルド効果

ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。

引用元:コンコルド効果 - Wikipedia

 

興味を持っているものが「手に入りそう」って思うと、手に入れるために時間、お金、意識を費やします。費やしているものが増えれば増えるほど「失敗」が分かっていたとしても途中でやめられません。

雪だるま式に大きくなっていく。

 

「手に入りそう」

   ↓

時間・金・意識を費やす

   ↓

「あれ、手に入らないかも?」

   ↓

余計に時間・金・意識を費やす

   ↓

「これだけ努力しているのに何で手に入らないんだ。もう引き下がれない」

   ↓

余計に時間・金・意識を費やす

   ↓

<<<地獄の無限ループ>>>

 

なるほど。既に費やしてしまった「時間・金・意識」を無駄にしないためにも途中でやめるという選択ができなくなるということですね。

確かに、UFOキャッチャーも1500円既に費やしていて、「あと100円でとれるかもしれない」と思えば「1500円で何も得られない」よりも「1600円で何かを得ること」を選ぶのが当たり前ですよね。

 

では、どの時点でやめるのが一番良いのかという疑問が浮かびますが、大切なのは「いつ止めるのか」ではなく、「何をどこまで費やすのか。例え成果物が無かったとしても楽しめるラインはどこか」を事前に決めることです。

 

UFOキャッチャーの場合

「200円ぐらいで取れそう。もし取れなかったとしても、400円までだったら、UFOキャッチャーにドキドキして楽しめるからいいや」

 

ゲームの場合

「あともう少しでクリアできそう。ずっと続けたいけど、2時間以上続けると他のことに支障が出る。できればクリアしたいけど、結果がどうであれ1時間までと決めよう」

 

恋愛の場合

「あともう少しで付き合えるかも?ずっと片思いは続けられるけど、1年以上片思いするのはお金も気持ちもしんどい。1年だけ全力でとらいしてみよう」

 

冷たく感じられるかもしれませんが、「損切り」という言葉で説明するとしっくりきます。株式や為替相場などで使われる言葉です。

含み損が生じている投資商品を見切り売りして損失額を確定すること。

引用元:損切り - Wikipedia

「損」の状態を受けれて、それ以上「時間・金・意識」を費やすことをストップするということです。

 

投資の後に評価額が下落した場合、難平や塩漬けするとさらに下落が続いて損害が拡大する可能性がある。撤退するための明確な根拠を持って早めに損切りを行うことは、損失の拡大を防止し、資金を守る方法として重要といわれる。

引用元:損切り - Wikipedia

私たちの「時間・金・意識」も有限ですから、損失の拡大を防いで次なるチャンスに資源を回すことを考えるのもありです。

 

執着し始めるとなかなか終わりが見えませんが、上記の方法でちょっと冷静に考えてみるのも良いかもしれません。

 

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【実話・映画】『イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)』 私たちは何を求めて、何故生きているのか。(ネタバレ・感想)

映画『イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)』 のあらすじ、感想です。

映画を見たきっかけ

人生の迷子だったから、「やりたいことを思いっきりやりたい。この思いを後押ししてくれる映画を観たい」と思って。

家族、職場、社会的地位、など周りのしがらみに捉われずに本当にやりたいことをしたい。

そんな時に『イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)』の予告を見てピーンときた!

 

日本語版の予告編

 

英語版の予告編

 

映画を見たからと言って、人生のゴールが見えて何か行動を始めたわけではないが、この映画を見てよかった・・・と心の底から満足。

久しぶりに心の奥底に突き刺さる映画だった。

 

実話がベース

この映画は実話であることがポイント。

原作はジャーナリスト、作家、登山家であるジョン・クラカワーによる、1992年に青年が放浪の末にアラスカで死体で発見された事件を描いた1996年のノンフィクション作品『荒野へ』。

引用元:イントゥ・ザ・ワイルド - Wikipedia

荒野へ (集英社文庫)

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フィクション映画の場合だと、主人公が何かを成し遂げたり、苦難にぶち当たったとしても「話を盛り上げるために作者が主人公を苦しめているんだ」と考える余地が生まれてしまう。

一方で、実話(ノンフィクション映画)の良さは「話に対する信用」が揺るがない点だ。「話を盛り上げるための脚色」といった疑いを持つことなく話に集中できる。

 

あらすじを本当に簡単にまとめると以下の通り。

「何不自由なく育った青年が、突然放浪の旅に出て、アラスカの荒野で餓死する」という話

【映画】アラスカで餓死した青年は、何のために旅をしたのか。僕は僕に会いに行く。「イントゥ・ザ・ワイルド」 - うさるの厨二病な読書日記

 

何不自由無い?

何故、放浪の旅に?

何故、アラスカ?

今の時代に餓死?

 

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

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詳しいあらすじは、ぜひ映画を見て欲しい。

イントゥ・ザ・ワイルド〜アラスカの荒野に消えた青年が孤独な旅で綴り続けた心の言葉

 

感想(ネタバレ含)

映画の場合、主人公「クリス」が陥った状況や心情など、表現しきれない。原作の『荒野へ』を読めば正しく理解できるが、「映画を見ただけ」の感想と考察を書いていく。

 

  • 恵まれた環境で「自分」を抑えてきた

クリスの属性や一流大学卒業といった肩書だけを見ると「何不自由なく育った青年」といった印象を受けるが、決してそんなことは無かった。

「不倫相手の私生児として誕生、親の不仲、DV、喧嘩」など、表向きの「素敵な家庭」とはかけ離れた環境。クリスと妹は、家庭内の「不穏な空気」に怯えながら生きていた。

 

物質的には豊かだが、明らかに何かが欠けた環境。クリスはそんな環境を悪化させたくない、それ以上家庭をぎくしゃくさせたくないという思いから、「良い子」でいることを選んだのではないか。全ての感情を押し殺し、親が望む「成績優秀者」、「スポーツ万能」、「人当たりの良さ」を追求してきた。「自分」のない、操り人形のような状況で大学卒業まで過ごしてきた。

 

  • 正論で社会を生きるのは厳しい

映画では、政治について熱く語るシーンがある。明らかに「青臭いこと」を言っているのだが、クリスの話は間違っていない。世の大人たちが、「汚れ」を飲み込み、何食わぬ顔をして過ごしているからこそ「汚れいていることが普通」になっている。

クリスはこういった「間違い」に耐えられない。自身の家庭環境が影響しているのかもしれない。表向きは「素敵な家族」だが、「何食わぬ顔」をして演じているだけ。そういった環境に置かれたクリスが苦しんでいる。


大学生ぐらいになれば、正論だけでは世の中は生きていけないことが分かるはずだが、「世間体」によって苦しめられている張本人だからこそ、そんな環境をそのままにしておくことは許せなかったのではないか。 

 

  • 様々な生き方

クリスは旅を通して、色んな生き方を見る。ヒッピーの生き方、農家の泥くさい生き方、一人孤独に暮らすおじいちゃんの生き方など。色んな生き方を見て、自分に合う生き方に落ち着くこともできたはず。

それにも関わらず、16歳からの片思い相手もスルー、おじいちゃんからの養子縁組の話もスルー、愛する妹でさえも一度も連絡しない。人との関わりを徹底的に避け続けた。環境によって自分の考えや行動が縛られることを嫌なほど味わっているからだ。

「自分らしい生き方、考え方」を探すために、周りに影響されないためにも先ずは一人でいることを選んだ。だからこそ、人のいない「森の中」に行く意味があった。

 

  • 自分の人生を生きる=悔いなき人生

クリスは、わずか24歳で帰らぬ人となる。アラスカの荒野で過ごすという選択、人との連絡を全て絶つという選択、全て自分の選択によってもたらされたことだ。

彼の「死」な悲しいものであったが、自分の選択によって自分の進む道を選んできたことには悔いがなかったのだと思う。「まだ若いのに」「今まで親が教育に投資してくれたのに」といった社会的な意見は全て排除し、「やりたいこと」を貫いた。

 

  • 「幸せは他の誰かと分かち合ってからこそ」

クリスの旅は「自分らしさ」を追求するために、「孤独」を保ち続けているように見えたが「幸せは他の誰かと分かち合ってからこそ」という言葉を残している。

この想いは自身の死によって叶えられなかった。

何か重いものを残したまま映画が終わる。

 

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クリスが何を考えていたのか、もっと詳しく知りたいので近いうちに本も読んでみよう。

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