ブロギングなう

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一瞬であっても記憶に残る「出会い」ってありますよね。名前も知らない人との素敵な思い出。

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人と関わると良いことも悪いこともあります。

学校での付き合い、会社での付き合い、仕事を通した付き合い、友達付き合い、家族との付き合いなどなど。「付き合い」は、ある程度の時間をかけてお互いを知り、仲良くなれる人もいれば、仲良くなれない人もいる。

人との関わりで言えば、「付き合い」の他に一瞬の「出会い」もあります。

 

今朝の通勤時、小競り合いをしているサラリーマンをみかけました。朝のラッシュで疲れも溜まっていたのでしょうか。どちらかが軽くぶつかったことが原因だったようですが、お互いにひどく怒っていました。

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名前も知らない、出会ってすぐの人と小競り合いをしようと思えばできます。

 

一方で思いやりを持って接することもできる。 

5年前、こんな出会いがありました。

建物から駅まで10分ぐらい移動した時のことです。雨が降っていたんですが、傘が無かったので濡れながら歩いていました。

幅のある長い信号の真ん中、赤信号のせいで足止めをくらっていた時。

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隣のお姉さんが何も言わずに傘の中に入れてくれたのです。

信号を渡るまで一緒に歩いて「ありがとう」と伝えて駅まで走っていきました。

 

他にも似たような経験があります。

同じく、5年前。タイで旅をしていた時のことです。この日もいきなり雨が降ってきました。バスも通っていない場所を1時間ぐらい歩く予定でした。

ダメ元でバイクにまたがろうとしていたおじさんに声をかけて「後ろにのせてくれませんか」とお願いしたところ、目的地の方向が同じだったので乗せてもらえることに。

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たった15分で帰宅できました。

財布に入っていた有り金を全部渡そうとしましたが「そんなの要らないよ」と言って笑顔で去っていきました。

 

どっちのエピソードも相手の名前も知りませんし、一緒にいた時間も短いですが、不意打ちの優しさから深く印象に残っています。短い時間の出会いであっても、人に良い思いを与えることができるんだと痛感した出来事でした。

 

こういった体験のおかげか、私も「短い時間であっても相手に良い気分になってもらいたい」と思うように。

ここ1週間、5年前の「一瞬の出会い」による恩恵を少し返せる機会がありました。

 

めちゃくちゃマッチョの白人のお兄さんに「終電の時間」を尋ねられた時。

間に合わないことをかなり気にしていたので、Yahoo!路線を見せながら残りの電車の数を示して大丈夫だよと教えました。「あなた、すごく優しい」と言われたり。

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ゆうちょのATMと格闘するカタコトの日本語を話す女性にATMの使い方を質問された時。振込時間外なので「明日以降じゃないとできないんですよ」って表を示しながら教えたら「色んな人に質問したのに誰にも相手にされなかった。本当に助かった。ありがとう。」と言われたり。

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2人と一緒にいた時間は長くても5分ですが、5年前の私のように「人の優しさって素敵だあ」と思ってもらえたんじゃないですかね。

時間をかけた「付き合い」も大切にしたいけど、思いがけない「出会い」も大切にしたいと思う今日この頃です。

 

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