約束の時間に遅れてくる人、本当に許せない!
時間を守った人が遅刻に腹を立てるのは当たり前です。
私も以前は5分遅刻されてひどく怒ったことがあります。
しかし、遅刻で怒ることは実は勿体無い。
この記事では、遅刻を許せない人に向けて遅刻を許して時間を有効に使う方法をお伝えします。
遅刻を許せない理由
そもそも遅刻を許せないのは何故なのか。簡単にまとめました。
- 遅刻の理由に納得できない
遅刻の理由によっては許せますが・・・
「電車に乗り遅れたの~」 >早く電車に乗れよ!
「家出るのが遅くなっちゃって・・・」 >早く家出ろよ!
とんちんかんな言い訳ほど、腹が立つ!
- 時間が無駄になる
遅刻によって相手が遅れれば遅れるほど、無駄な時間を過ごしている気分になります。5分、10分がとても勿体ない。
場合によっては、予約していたレストランや劇・映画の時間に間に合わないため、全ての予定が狂ってしまうこともあります。
30分の遅刻なんてありえない!1時間なんてもってのほか。
- 大切にされていないと感じる
時間を守る人は、努力をしています。
シャワーを浴びる時間、服を着替える時間、駅までの道のり、電車の時間などを計算し、相手の約束に遅れないために時間の逆算をしています。
「努力」したにも関わらず、相手の努力を感じられなかった時に「蔑ろにされた」「甘く見られた」という嫌な気分に陥ります。
遅刻に怒るのは当たり前?
遅刻した理由に納得ができない、時間が無駄になる、蔑ろにされた気がする。
こうして見てみると、遅刻に怒ることは最もらしく見えます。しかし、怒りを感じることは良いことなのでしょうか。
少し冷静になって考えてみましょう。
「怒る」と損する理由
怒ることは当然の様に見えますが、怒ることで「嫌な気分」を味わったり、嫌な気分のせいで時間を無駄にしたり。悪いことばかりです。
「だから遅刻する人が許せない!」という声が聞こえてきますが、ちょっと待ってください。「遅刻された」という事実は変えられませんが、遅刻に対してどういう感情を抱くかは選択できます。
「選択できないこと(遅刻されたという事実)」と「選択できること(遅刻をどう感じるのか)」を分けて考えることがポイント。
「遅刻」が決定した時点で、「遅刻をどう感じるのか」に関して2つの選択肢が与えられています。
- 怒って気分を悪くする
- 事実として受け流す
わざわざ「怒る」を選択する人がいるでしょうか。
どちらを選ぶべきかは一目瞭然です。
自分のために遅刻は許すべき
怒ってしまった場合は嫌な気分に陥りますが、事実として受け流せば相手が遅れてくる10分やら30分(場合によっては1時間!?)を有効に使うことができます。
ブロガーであればブログネタを考える時間にあてれば良いですし、読んでいる本の続きを読むことも良いですね。スマホがあれば大抵のことができるので、仕事のメールを処理したり、好きなスマホゲームに没頭することもできます。
発想を変えるだけで、「相手に遅刻されて5分無駄になった」のではなく、「相手が遅れるので、5分の自由時間ができた」と捉えて気分を損ねる必要が無くなります。
まとめ
「絶対に遅れてはいけない場面」があります。
しかし「遅刻」という事実はどんなに怒っても変えられるものではありません。事実をどう捉えるのかは私たちに委ねられているのです。
頻繁に遅刻をしてくる人がいてその人を許せないとしたら、遅刻を責め続けるのではなく、その人との付き合い方を考えるべきです。
遅刻にはカーッとなって怒っていた皆さん、今後も怒るかどうかは皆さん次第です。
どうせなら時間は有効に使いたい。
私としては事実として受け流すことを選びますし、許せないような相手であれば縁を切ることを検討します。
この記事をきっかけに、少しでも快適に過ごせる人が増えたら嬉しいです。
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