訪問日:2016年1月3日
ユトレヒトにある「鉄道博物館(Het Spperwegmuseum)」に行った時のレポです。「オランダらしい観光地」では無いですが、「鉄道博物館」としてはとても楽しく過ごせました。
入場料は€16と高めですが、ミュージアムカードも使用可能。私はミュージアムカードを持っていたので、値段の高さは気にせずに済みました。「鉄道」と言えば、「男の子」「鉄道オタク」といったイメージがあるかもしれませんが、20代半ばの女子2名で訪問してめちゃくちゃ楽しみました。
入り口はこのピンクの建物。
かつて「マリーバーン駅」として使用されていた駅舎で、1874年にアムステルダム・ユトレヒト間の線路が開通した時にできた歴史のある建物です。
駅の中はホテルロビーの様な雰囲気。
入り口を抜けると直ぐに、実物のホーム、電車が出てきます。さすが、元駅舎を利用しているだけあって、スケールが大きい。
このホームの先に行くと、いきなりタイムスリップ。
オランダの鉄道の歴史を感じられる展示が続きます。
ハリーポッターか!
実物大のSLまで展示されていました。
博物館の中には、19世紀末~20世紀初頭に使われていたSLが60以上も展示されているとのこと。
博物館は本当に広くて、色んな電車がありました。
丁度クリスマスシーズンだったので、クリスマスソングの生演奏がありました。とても良い雰囲気だったな~。
鉄道にまつわるありとあらゆるものが展示されており、鉄道素人の私でも楽しかったです。
デザインがオシャレなのでついつ沢山写真を撮ってしまいました。
何故か日本のネットで話題?の「スケベニンゲン」の文字が書いてありますね。
「スケベニンゲン駅」、「デンハーグ駅」、「ロッテルダム駅」を通る電車のポスターみたいです。
食堂車の展示
写真の通り、実物の電車が本当に沢山展示されています。写真で撮り切れなかったですが、博物館は建物の中だけではなく、野外にも展示があり、子供が載れるミニ電車やスリルを味わえるアトラクションも2つほど。
帰りは、「鉄道博物館・ユトレヒトセントラル駅」を運行している電車に乗りました。1時間に1本運行しているようです。
こんなところで「小田急線」に会えるなんてwww
14時半から滞在して電車に乗ったが17時過ぎ。2時間半、たっぷりと見物できました。
ビジットアドバイザーの評価が低いのは、この博物館からは「オランダらしさ」を感じられないからだと思います。展示は、実物が沢山置いてあって本当に楽しいです。敷地も広いですし、バンドの生演奏もある。クリスマスシーズン、地元の子供たちも沢山いたことも相まって、博物館に暖かい雰囲気が流れていたことも印象的でした。
オランダの日常も感じられた気がして、楽しかった!
それにしても、冬のオランダは日の入りが本当に早い。
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