飲み会スキルが最低だ。
飲み会の度に気の使えない自分に課題を感じてもどかしくなる。
ああ…
またグラスが空くのに気付かなかった。
取り分けもぎこちない。
そう反省しながらトボトボと帰っている。
別に強要されているわけでも、怒られるわけでもないが、
上司によってはキビキビした動きを好む人もいる。
しかし、私が飲み会の席で気を使えるようになりたい理由は、
上司にそういった役割を期待されているからではない。
でも「気を使える人は魅力的だ」と思った。
相手の動きを読んで、相手が望む前に提案する。
女子力がどーたらこーたらとかどうでもいい。
ただただ、一緒にいる人に気を使える人になりたい。
それもぎこちなくではなく、自然に。
そんな私でも唯一できることは、御礼のメールを超爆速で送ることだ。
社内の人であれば、帰りの電車で御礼のメールを送る。
社外の人であれば、遅すぎるメールは引かれるので朝一に送れる様に
帰りの電車でメールを作成しておく。
こんなこと気にする必要なんか無い、と思う自分がいる一方で
やはり社会で「大切」と言われていることには、最もらしい理由がある。
理由が無かったとしても私の上司の世代はそれを
「意味あるもの」として受け止め、実行してきた世代だ。
口では「そんなこと気にするな」と言っていても
自分たちがやってきたことを当たり前にやる者に
親近感のようなものを感じてくれるのでは無いか。